フリーランスエンジニアで年収800万以上を稼ぐ方法とは?

フリーランスエンジニアで年収800万以上を稼ぐ方法とは?

社会での働き方が多様化してきた今、エンジニアの方でこれから「フリーランスとして独立しよう!」という方は非常に多いですよね。

実際に、フリーランスとして独立することによって、自身のペースで仕事をすることができたり、所得を挙げることができたり、フリーランスにとして充実することは多々あります。

ですが、実際にフリーランスになるということは、会社に所属せずに自分自身で案件を獲得し業務を行わなければなりません。

そのような形で実際にフリーランスエンジニアとして「どれくらいの収入を得ているか?」や「本当にフリーランスで食べていけるのか?」などの不安は常につきまといます。

今回は、フリーランスのエンジニアで高収入を得ている方の特徴や、スキルなどを紹介していきます。

フリーランスエンジニアの平均的な年収は?

まず、初めにフリーランスエンジニアの平均的な年収を見ていきます。

フリーランスの方の平均年収では、一年間でこなした案件や、本人のスキルによって収入が大きく変わってきます。

独立行政法人情報処理主審機構の発行しているIT人材白書2016ではフリーランスの方の平均年収は以下のようなデータがあります。

30代
300万円未満:35.3%
300万円以上~500万円未満:27.9%
500万円以上~700万円未満:19.1%
700万円以上~1000万円未満:8.8%
1000万円以上:8.8%

40代
300万円未満:32.6%
300万円以上~500万円未満:31.8%
500万円以上~700万円未満:15.5%
700万円以上~1000万円未満:14%
1000万円以上:6.2%

実際にフリーランスの方の年収をこのようなグラフで確認してみると、収入が300万円以下の方が一番のボリュームを占めていますが、実際には副業として活動しているフリーランスの方もいるはずなので、実際に専業であればもう少し多いです。

また多くの方が社会人の平均収入程度の額は大半の方が稼いでいることも確認することができます。

一定数700万円以上の収入を得ているかたも20%弱いるということでフリーランスとして独立することは大きなメリットとなるでしょう。

高収入単価になる人の特徴とは?

ここではフリーランスエンジニアで高収入を得ている方の特徴を紹介していきたいと思います。

コミュニケーション能力

まず初めに、フリーランスエンジニアとして一番と言っても過言ではない大切なものは、コミュニケーション能力・営業力です。

フリーランスエンジニアの方は基本的に自身で案件を獲得しなければならないため、案件の量や金額の大きさが、自身の生活に直結してきます。

案件を獲得するためのコミュニケーション能力や自身のスキルや強みなどを生かした営業力などはフリーランスエンジニアの方にとっては必須の能力と言えるでしょう。

自分から動くことができる

自分から動くことができるということは、会社に勤めていたとしても必要な能力であることは間違いありませんが、フリーランスの場合は特に顕著です。

クライアントの方はフリーランスの方に迅速に案件をこなして欲しいので、外注をすることになりますので、業務を教えて教育をするために仕事を依頼しているわけではないので、先方からの指示を待つのではなく、自身で積極的に動くことが重要となります。

自分から動くことができる人は、仕事に対する真摯さなどから、信頼を得ることができ一回だけの案件ではなく、そこから別の案件につながりなどするため収入が多い傾向にあります。

仕事に対する責任感がある

フリーランスの方は個人で仕事を行うため、案件に対して納品したもののクオリティーが仕事の評価に直結します。

仕事に責任感を持たずに、それなりの仕事をこなしていると、先方からの不信感につながります。

案件の細部にまでこだわるような、責任感を持って仕事を行うことで信頼を得ることができ、上記の「自分から動くことができる」という特徴と同様に別の案件や今後の案件につながっていきます。

セルフコントロールができる

フリーランスとして活動を始めた際に一番、感じることは「一番の敵は自分である」ということです。

フリーランスの方は自身で案件を獲得し仕事を行うため、サボろうと思えばいくらでもサボれてしまう環境にあります。

ですが仕事をたくさんこなさなければ、高収入を得ることはできません。

というのも先ほど書いたようにフリーランスの方は自身がこなした案件の量などによって大きく年収が変わってきます。

そのため、フリーランスとして高収入を目指すのであれば、自身を厳しく律して案件を真面目にこなさなければなりません。

向上心がある

エンジニアにとって、向上心があることは1番重要な武器であると言っても過言ではありません。

自身のスキルの高さは案件の金額の高さに直結します。

今現在のスキルに満足をせずに向上心を持って新しい技術などを追いかける好奇心は非常に重要です。

高単価・高収入なスキル・職種について

ここまでで高収入なフリーランスエンジニアの方の特徴を紹介しました。

それではどのような、スキルや職種を行えば、高い単価の仕事をこなすことができるのかを紹介していきます。

コンサルタント

ITコンサルタントは、先方の戦略策定からシステムの企画・設計開発までに関わり、企業運営やシステム構築プロジェクトを請け負います。

ITコンサルタントは課題を解決するために包括的な高い専門性が要求されます。

ITコンサルタントを行うためには、「プロジェクトマネージャー試験」や「ITコーディネーター試験」などのITに関する知識に加え、プロジェクトをマネジメントする力や経営的な視点を持つことが重要です。

プロジェクトマネジメント(PM)

プロジェクトマネジメントは、フリーランスエンジニアの案件の中でも非常に単価の高い案件が多いです。

プロジェクトマネジメントは、その担当する案件において、そのプロジェクトのリーダーとして導いていきます。

普通のエンジニアのようにプログラミングなどの実務経験があることに越したことはありませんが、それ以上にプロジェクトを管理する技術というものが必要となります。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、ITエンジニアの中では専門職となっているため、単純なプログラマより収入が高くなります。

データーベースエンジニアは、データベースを専門としたITエンジニアです。

データーベースは、ITシステムを構築する上での非常に重要な役割と果たしていて、Webのシステムの大半ではデータベースを用いているため、案件の数も多く、高収入を得ることが出来ます。

データベースエンジニアの方はデータベーススペシャリストという国家資格があるため、そちらの取得をすることで案件の獲得をしやすくなるでしょう。

セキュリティエンジニア

セキリティエンジニアもデーターベースエンジニアと同様にITエンジニアの中で専門的な職種です。

セキリティエンジニアは外部からの不正アクセスなどから情報を安全に保存できるようなシステムを構築します。

これからの社会ではIoTなどのネットワークがさらに社会に根付いてくると同様に悪質な犯罪なども増えてくることが予想されます。

そういった時にセキリティエンジニアの方の存在が必ず必要になります。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、高い技術力と営業力を併せ持たなければなりません。

自身の技術知識をいかし、顧客のニーズをヒアリングし最適なシステムを提案するのがセールスエンジニアです。

ITの現場での非IT人材とIT人材をつなぐ架け橋となるなめ、企業にとっても必要不可欠な存在であるため、需要は非常に高いです。

高単価言語の開発エンジニア

プログラミング言語を用いて開発をするエンジニアの中でも高単価な言語を使うことで、高収入を期待することができます。

2017年度のプログラマーの言語別の年収では、Scalaが626万円でダントツの一位となっています、また近年話題のPythonも601万円と非常に高収入です。

高単価・高年収な開発言語

上記にも書いたように言語によっても所得が大きく変わります。
ここでは言語別にどのような特徴があるのか、どの程度の収入を得ることができるのかを紹介していきます。

Go

Go言語は米Googleが開発してコンパイル言語で、C言語の置き換えとして、コンテナ型仮想化環境の「Docker」の開発などに採用されています。

Go言語は、ビズリーチの言語別年収ランキングでは、年収の中央値が600万円と最大年収が1600万円と非常に高収入であることがわかります。

Scala

ScalaはJava仮想マシン上で動作する関数型言語で、米Twitterや米LinkedInなどの大手のサービスで利用されています。

Scalaは需要に対してエンジニアが足りていない現状があるため、年収が高い傾向にあります、こちらも年収の中央値は600万円を超えるという非常に高いです。

Python

少し前から話題であるPythonは機械学習などの分野が豊富なライブラリから非常に強いです。

実際に機械学習を実装できるPythonエンジニアの場合だと、月単価が500万円を上回るような案件も多く存在します。

こちらもScalaなどと同様に需要は非常に高いことに対して、エンジニアが足りていない現状があるため、扱うことができれば高収入を目指すことができるでしょう。

Kotlin

Kotlinは2017年ごろから浮上してきた言語で、GoogleがAndroidアプリの開発公式言語にKotlinを加えると発表したため、Androidアプリを開発しているような企業でKotlinに言語を乗り換える判断をしているため、需要などが非常に高いです。

Kotlinも年収の中央値は575万円と非常に高い水準で最大年収も1200万円と非常な高収入を目指すことができます。

TypeScript

こちらは米Microsoftによって開発された言語です。

JavaScriptでの大規模なアプリケーション開発を行うときに弱点であった部分を補うために開発されました。

TypeScriptは分割の作業に適していることから複数人による開発にも利用しやすい点も人気を集めている理由の一つです。

TypeScriptも現在非常に需要の高いJavaScriptとの置き換えによって非常に高い需要を持つことが予想されます。

JAVA

JAVAは世界で一番多くのコンピューターに利用されているということもあり、非常に使える幅が広いです。

また他の言語などと違い、インフラを支える技術として、金融関係のアプリケーションやATMそれから信号の制御など社会的に重要な部分も担当します。

金融系のエンジニアなどでは非常に年収が高く1400万円以上の収入を得ている方もいます。

まとめ

今回は、「フリーランスエンジニアで年収800万円以上を稼ぐ方法とは?」について詳しくまとめました。

現在はIT人材の不足が嘆かれているため、フリーランスの方であれば様々な現場で働くことができるため、高収入を得ることができます。

フリーランスエンジニアの皆さんは、今回の記事を参考にして、人生を充実させてくださいね!


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admin