【2022年最新】プログラミング言語平均年収ランキング!稼げる言語を解説

【2022年最新】プログラミング言語平均年収ランキング!稼げる言語を解説

世の中には数多くのプログラミング言語が存在しています。これらの中には稼ぎやすいものもあれば稼ぎにくいものもあります。プログラマーの年収は高まっていますが、プログラミング言語によって平均年収は異なるのです。

今回は数多くあるプログラミング言語の中でも、平均年収が高いものをランキング形式でご紹介します。これから稼げるプログラミング言語を探している人は、是非とも今回のランキングを参考にしてください。

プログラミング言語平均年収Top5

具体的に平均年収が高く稼げるプログラミング言語を、ランキング形式で5種類ご紹介します。

Python

年収平均

ここ数年でランキングが急上昇しているのがPythonです。平均年収は640万円程度でプログラミング言語の中でも上位に位置しています。数年前までランキングは8位前後であったため、急成長のプログラミング言語といえるでしょう。

平均年収が急上昇している理由は、人工知能の開発に利用されるからです。元々はWeb系のプログラミング言語で平均年収は極端に高くありませんでしたが、人工知能の開発に利用されるようになったことで、単価が上がり平均年収も高まっています。

プログラミング言語の概要

Pythonは主にWeb開発に利用するプログラミング言語です。PHPの後継として期待されるプログラミング言語で、徐々に導入が広がっています。新しいWebアプリケーションはPythonでの開発が増えている状況です。

また、数値計算を得意としているため、ビッグデータ解析や人工知能の開発にも利用されています。むしろ最近はこれらの用途が多く、Web開発のプログラミング言語として認識が広がっています。

今後の見通し

プログラミング言語の中でも近年特に需要が高まっているものです。本来はWeb開発のプログラミング言語ですが、人工知能の開発などに活用されています。これによって急激に需要が高まっています。

人工知能に関するライブラリは現在も新しいものが開発されています。既存のものもバージョンアップが続いているため、Pythonでの開発が衰えることはないでしょう。つまり、プログラミング言語の中でも将来性が明るく稼げるものだと考えられます。

また、Web系のプログラミング言語という観点では、PHPに置き換わる可能性はあります。現時点ではPHPが幅広く利用されていますが、言語はPythonでスクラッチされるWebアプリケーションなどが増え、高い年収に繋がるかもしれません。

R言語

年収平均

統計解析は専門的な知識が求められるため、安定して年収が高いことが特徴です。R言語を専門的に扱うエンジニアは平均年収590万円程度となっています。ここ数年はランキング上位に位置するプログラミング言語で、安定して稼げるプログラミング言語です。

ただ、平均年収は高いですがR言語だけを扱うエンジニアの求人は限られてきています。現時点でR言語を扱えるエンジニアの単価が上がり続け、平均年収が高まっている部分があります。

プログラミング言語の概要

統計解析を専門としたプログラミング言語です。フリーで公開されている専門のプログラミング言語は、R言語しかないと考えてよいでしょう。有償のものを含めると選択肢は広がります。

今までは大学など一部でのみ利用されていましたが、最近はビックデータ解析や人工知能に活用されています。そのため専門的な用途のプログラミング言語ではある一方、需要が高まり平均年収も高まってきている状況です。ただ、用途の広いプログラミング言語ではないためその点は意識しておくと良いでしょう。

今後の見通し

現時点では平均年収が高く期待できるプログラミング言語です。これはR言語が数値計算を得意としているため、ビッグデータ解析や人工知能に活用されていることが背景になります。

ただ、近年はデータ解析や人工知能をPythonで実装する傾向にあります。今まではR言語が主体で人気が高いものでしたが、徐々にシェアは奪われてきているのです。そのため、今後は需要が下がってしまい平均年収も下がってくる可能性があります。

とはいえ、一定の需要がある限り平均年収が暴落することはないでしょう。統計解析や人工知能の考え方は他のプログラミング言語にも役立つため、世の中が急激に変化しない限りは習得しておいて損はないでしょう。

関連記事:R言語とは?需要や将来性、活用事例を解説

PHP

年収平均

安定して平均年収が高く540万円程度です。プログラマーの人数が多いプログラミング言語でありながら、平均年収が高いのは魅力的です。母集団が多いと平均年収は下がりやすいため、そのような状況でも年収が高いPHPは魅力的といえます。

ただ、Web系の案件は非常に種類が多いため、単価が低いものも多く存在しています。そのような案件を受注すると、平均年収を下回る原因となりかねません。ある程度は受注する案件を気にするようにしましょう。

プログラミング言語の概要

Webアプリケーションの開発に利用されるプログラミング言語です。世の中で利用されているWebアプリケーションの多くは、PHPで開発されていると言っても過言ではありません。

PHPが大きなシェアを占めている背景には、WordPressの存在があります。世界中で利用されているオープンソースがPHPで開発されているため、世界的に需要の高いプログラミング言語となっているのです。もちろん、オープンソースに限らずスクラッチ開発でも幅広く利用されています。

今後の見通し

Web開発の代表的なプログラミング言語です。世界中で稼働している多くのWebアプリケーションがPHPで開発されているため、今後の見通しも明るいでしょう。新規開発や現在のアプリケーションに対する維持・保守も続くと考えられます。

また、世界で圧倒的なシェアを持つCMSであるWordPressはPHPで開発されています。これに代わるアプリケーションが早々に開発される可能性は低く、WordPressの需要だけでも今後の見通しは明るいと言えるでしょう。

なお、PHPは案件が多い代わりに単価が高いものと低いものがどちらも存在しています。平均年収以上に稼ぎたいと考えるならば、新しいフレームワークなどを日々キャッチしておかなければなりません。

JavaScript

年収平均

比較的稼ぎやすいプログラミング言語で、平均年収は520万円程度です。Web系のプログラミング言語ではこちらも年収が高いものに分類されます。

ただ、JavaScriptの使い道が増えてきたため、スキルによって年収が大きく変化します。新しいスキルを中心に習得して、稼げるエンジニアを目指しましょう。

プログラミング言語の概要

基本的にはWebサイトに動きをつけるためのプログラミング言語です。ブラウザサイドで動作するプログラミング言語で、WEBサイトのUIを使いやすくしたり、サーバーに情報を転送したりすることに利用されます。

また、近年ではサーバーサイドを管理するプログラミング言語としても利用されています。JavaScriptの用途としては少ないものですが、使い方の幅が広がっている状況です。従来の使い方と新しい使い方では求められるスキルが大きく違う点が特徴です。

今後の見通し

Web開発の現場で継続的に利用されているプログラミング言語です。独立したポジションにあるため、今後も引き続き利用されると考えてよいでしょう。平均年収の高さはランキング入りが続くと予想されます。

特にJavaScriptはWebアプリケーションのフロントエンド以外でも使われるようになっていて、これが需要を後押ししています。例えばNode.jsのようなサーバーサイドのJavaScriptが開発されています。このように新しい需要が増えているため、新しくエンジニアが求められ、単価の上昇も期待できるわけです。

JavaScriptで利用される有名なライブラリは、継続的に更新されているものが多々あります。平均程度の年収を得たいならば、更新が続くライブラリは扱えるようにしておきましょう。

C/C++

年収平均

CとC++を合算すると平均年収は510万円程度です。Web系のプログラミング言語には劣りますが、こちらも十分に年収の高いプログラミング言語です。大規模な開発に対応するエンジニアであれば、年収は1,000万円を超えるケースがあります。

なお、C++に限ると平均年収は600万円程度あります。難易度の高いプログラミング言語であることで、稼ぎやすいプログラミング言語となっているのです。

プログラミング言語の概要

業務システムや組み込みシステムなどに利用されるプログラミング言語です。C++はC言語の拡張であるため、ひとまとめにして平均年収などを計算するケースが多くなっています。

単体でシステム開発が完結することもあれば、他のプログラミング言語と組み合わせて利用されることもあります。なお、プログラミング言語の中では難易度が高く習得に時間がかかるため、一度習得すると長く活躍しやすい点は特徴です。

今後の見通し

古くにリリースされたプログラミング言語ではありますが、現在でも安定した需要があります。今後もこの状況が続くと考えられ、今後の見通しが明るいプログラミング言語です。少なくとも今と同様の平均年収は期待できるでしょう。

大規模な業務システムなどは、C++で開発されているものが多々あります。また、現在もC++で新規開発しているシステムが多く見られます。このように新規も改修も案件が多くあるため、案件の減少と共に年収が低下する心配がないのです。

また、C++は習得こそ難しいものの、身に付いてしまえば長く利用できるプログラミング言語です。新しいスキルの習得よりも既存スキルの応用が重要視されるため、早い段階で身に付けておけば、長く稼げるプログラミング言語と言えます。

関連記事:C言語とC++、C#、Objective-Cの違いとは

稼げるプログラミング言語を活かすポイント

平均年収が高く稼げるプログラミング言語であれば誰でも稼げるとは限りません。稼ぐためにはポイントがあるため、それらについてご説明します。

受注する案件を意識する

ランキングにあるプログラミング言語でも案件によっては単価の低いものはあります。そのため、平均年収以上に稼ぎたいと考えるならば、受注する案件を意識するようにしましょう。ランキングに含まれるプログラミング言語だからと闇雲に受注してはなりません。

基本的にある程度は案件の単価に相場が存在します。しかし、全てのクライアントが相場を意識して発注しているとは限りません。平均年収が高いプログラミング言語でも、相場より低い単価で受注すると年収が下がってしまうのです。

エンジニアとして活躍していれば、自分がどの程度の単価で案件を受注できるか見えてくるはずです。自分なりの基準を踏まえながら、平均年収以上を目指せる案件の受注を目指しましょう。

新しいスキルも習得する

可能な範囲で新しいスキルも習得しておきましょう。変化が激しいプログラミング言語はトレンドに追いつくべきです。

エンジニアにとって新しいスキルの習得は負担のかかる作業です。しかし、新しいスキルの習得によって活躍の幅が広がるのも事実です。新しいスキルの習得に時間を割き過ぎて案件の受注ができなくなっては困りますが、時間の許す範囲で努力しておきましょう。

まとめ

プログラミング言語別の平均年収をランキングでご紹介しました。どのプログラミング言語を扱うかによって平均年収は大きく異なるため、年収アップのためには稼げる言語を選択しなければなりません。

ただ、平均年収の高いプログラミング言語を選択すれば、誰でも稼げるとは限りません。稼げる案件を受注するためのスキルが必要です。他のエンジニアに打ち勝つための高いスキルを習得するように意識しましょう。

なお、単価の高い案件はフリーランスエージェントなどが保有するケースが多くあります。自力での案件獲得が難しければ、そのようなサービスも活用していきましょう。

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admin