エンジニアのリモートワークに便利なツール9選!効率的な在宅ワークを送るために

新型コロナウイルスの影響は少なくなってきましたが、まだまだリモートワークを続けている企業は見受けられます。特に、IT業界はリモートで業務に取り組みやすいことから、エンジニアはリモートワークを続けているケースが多く見受けられるのです。このような状況において、エンジニアはリモートワークを快適にすることが重要です。今回は効率的な在宅ワークを送るために、活用したいツールを紹介していきます。
リモートワークにおける課題
リモートワークや在宅ワークは、魅力的だと考えられていますが、その反面でいくつも課題があります。例えば、以下のような課題を考慮しなければなりません。
- コミュニケーションに時間を要する
- セキュリティ面のリスクが高まりやすい
- 誰がいつ何をしているのか把握しづらい
- 情報の共有にハードルがある
- マネジメントに時間を要する
これらは一例ですが、リモートワークや在宅ワークには一定のデメリットや課題があります。そのため、業務の効率化を実現するためには、これらの課題を解決できるように意識しなければなりません。主にツールを利用することによって、効率的な在宅ワークを送れるようにしていくことが求められます。
Web会議システム

現在はエンジニアだけではなく、幅広い業界で、Web会議システムが利用されています。リモートワークに必須のツールといえるため、在宅ワークに向けて必ず導入しましょう。
Zoom
Zoomは、クラウド上でのオンライン会議やチャット機能など、コミュニケーション全般を支援するツールです。日本のみならず世界中で利用されていて、オンライン会議の代名詞的なツールと表現しても差し支えないでしょう。非常に知名度が高いため、エンジニアがクライアントと会話する際にも利用しやすいなどのメリットがあります。
Zoomの特徴として、意外にも基本プランは無料に設定されていることが挙げられます。最大40分のグループ会議が無料で利用できるため、エンジニア同士の打ち合わせやクライアントへの簡単な説明では差し支えないでしょう。どうしても長い会議に向けては、有料プランに切り替えるしかありませんが、最低限の機能であれば、無料プランでも十分です。
加えて、オンライン会議ツールの中でも、通信が安定していると考えられています。画像や音声が乱れると、会議の質が下がってしまいますが、Zoomならばその心配はありません。
Microsoft Teams
企業で採用されているケースが多いものとして、Microsoft Teamsが挙げられます。その名のとおり、Microsoft社が提供するコラボレーションツールで、チャットやWeb会議ファイル共有など、様々な機能が集約されたものです。MicrosoftやActive Directoryのアカウントと連携して利用しやすいものであり、特に法人利用が多いツールと言えます。
例えば、Microsoft365を契約していれば、こちらに含まれているため自動的に利用が可能です。60分までの無料会議を自由に開催できるため、フリーランスを含めてビジネスでの会話に利用しやすいでしょう。Microsoftが提供しているということもあり、信頼性の高いことも魅力です。
なお、長時間の会議を開催する際などは、無料プランではなく、有料プランを契約しなければなりません。Microsoft Teams以外に、WordやExcelなどOffice関連のアプリを利用するならば、有料プランが必須であるため、実質的には意識する必要がないでしょう。
ビジネスチャットツール

現在はメールでのやり取りからチャットでのやり取りに切り替わっています。様々なチャットツールを駆使して、気軽にコミュニケーションをとるようになったのです。エンジニアが在宅ワークを進めるためには、このようなチャットツールの導入が必要不可欠です。
Chatwork
ChatWorkは日本で生まれたビジネスチャットツールで、導入企業が非常に多いことが特徴です。実質的には日本でのデファクトスタンダードとなっていて、エンジニアならば必ず導入しておきたいツールといって差し支えないでしょう。企業での採用はもちろん、フリーランスエンジニアもチャットワークのアカウントは必須と言える時代です。
以前はチャット機能のみでしたが、現在は、音声通話やビデオ通話にも対応しています。基本的にはチャットでやり取りすれば良いものの、必要に応じて切り替えできるようになったことが特徴です。
他にも、チャット画面の中でタスク管理を設定するなどの機能も存在します。加えて、API連携にも対応しているため、外部サービスとの連携を実現しやすいことも特徴です。
Slack
Slackは、日本はもちろん、世界中で利用されているビジネスチャットツールです。組織の内部で細かく「チャンネル」を作成できるため、多くの人が属している環境でも情報を分割しやすくなっています。例えば、部門の人が全員参加している状況で「プロジェクトA」「プロジェクトB」などのチャンネルを作成し、それぞれ閉じた範囲でやり取りが可能です。
世界的に利用されているビジネスチャットツールということもあり、幅広いアプリケーションと連携する機能が用意されています。例えば、Googleアカウントと連携することで、ドキュメントやスプレッドシートの内容を簡単に表示することが可能です。Slackの内部で情報を完結することはもちろん、外部のデータも組み合わせて管理できるようになりました。
他にも、会話をスレッドで表示する機能やコンテンツを簡単に共有する「canvas」と呼ばれる機能なども登場しています。機能追加によって、さらに使い勝手が高まっているビジネスチャットツールです。
プロジェクト管理ツール

エンジニアがリモートワークする際には「誰が何を担当しているのか」を見える化することが重要です。これができていないことで、リモートワークが廃止されるケースも見受けられます。この問題を解決するためには、プロジェクト管理ツールの活用が重要です。
クラウドログ
株式会社クラウドワークスが開発する、国産のプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの工数を可視化する役割を担っていて、勤怠管理やガントチャート既往なども用意されています。これらを組み合わせることで、プロジェクトの進捗を管理するだけではなく、損益を自動的に可視化することも可能です。
また、GoogleカレンダーやOutlookとの連携にも対応しています。そのため、メールアカウント上でさまざまなスケジュールを登録して、それをクラウドログで管理することが可能です。二重に登録する手間は生じないため、生産性に悪影響を与えることもありません。
なお、クラウドサービスでリアルタイムでの集計に対応しているため、損益の状況を素早く把握できるなどの特徴もあります。資産計上や監査に必要なデータも素早くエクスポートできるため、これらの業務負荷を軽減する役割も担ってくれるのです。
Backlog
Backlogも株式会社ヌーラボが開発する国産のプロジェクト管理ツールです。クラウドログのようにプロジェクトの状況を管理することはもちろん、ファイルをアップロードして管理したりWikiを作成したりもできます。エンジニアのコミュニケーションはもちろん、事務担当者なども同じプラットフォームでやり取りしやすいことが特徴です。
ただ、機能数が多くややライセンスが高額であるため、費用対効果には注意しなければなりません。もし、エンジニアのプロジェクト管理で利用する機能が限られるならば、無駄な出費となることも考えられます。場合によっては、シンプルにクラウドログが良い場合もあるでしょう。
プロジェクト管理で管理すべき項目は多岐に渡るため、どこまでを管理するかによって適したツールは変化します。もし、リモートワークの成果物なども管理したいならば、Backlogがおすすめです。
Trello
Trelloはさまざまなビジネスツールを開発するATLASSIAN社が提供するサービスです。いわゆる「カンバン方式」に該当する、カードを利用したタスク管理を実現できます。エンジニアがチームで活用することはもちろん、個人のタスクを効率よく管理するという使い方もおすすめです。
基本的には、ボードとカードを組み合わせてプロジェクトを管理し、カードがどのボードにあるかでステータスを把握します。例えば「開発中」「テスト中」などのボードを用意して、そこに機能名が書かれたカードを配置するのです。ボードとカードの組み合わせで「機能Aはテスト中で担当者はBさん」などと把握できます。
また、Trelloはスマートフォンアプリも充実しているため、在宅ワークやリモートワークでも利用しやすいことがポイントです。緊急の確認事項が生じたり、ステータスの更新を忘れたりしていても、スマートフォンアプリから簡単に対応できます。
オンラインストレージサービス

近年は、社内外でデータをやり取りするためにオンラインストレージサービスが利用されます。社内でエンジニアがやり取りすることはもちろん、成果物をリモートワークのクライアントへ提示する際にも必要です。
Box
Boxは、世界中で利用されているオンラインストレージサービスです。エンジニアがリモートワークでファイルをやり取りする場合、最初の候補に挙がるツールと考えても差し支えありません。その程度に、世界中で受け入れられているオンラインストレージサービスです。
幅広いデータをアップロードできる仕組みであるため、在宅ワークの利用で困ることはほぼありません。サービスによっては、拡張子やファイルサイズなどに制限がありますが、Boxは多くが許容されているからです。ストレージ容量も無制限に拡大できるため、大量のデータを扱う在宅ワークでもBoxで完結できます。
また、Box over VPNを活用すれば、VPN接続でファイルのやり取りが可能です。基本的にはSSL通信であり機密性は担保されていますが、VPNを利用することで、さらにセキュリティを高められます。業界によっては厳密なデータ管理が求められるため、そのような状況下でも使いやすいのです。
OneDrive
Microsoftアカウントを有しているエンジニア向けには、OneDriveの選択肢もあります。事前にパソコンの設定を済ませておくことで、所定のフォルダに配置したデータを自動的にバックアップするなどの活用が可能です。在宅ワークの場合、データを共有する用途が多いかもしれませんが、重要なデータを保護するという使い方にも注目しましょう。
なお、基本的にはMicrosoftアカウントを保有するユーザ向けですが、ログインしていない状態のユーザへ共有することも可能です。そのため、クライアントがOneDriveにログインできない状態でも、リモートワークでファイル共有できます。閲覧制限なども設定できるため、セキュリティ面では安心のオンラインストレージサービスと考えましょう。
まとめ
エンジニアのリモートワークに役立つ便利なツールについて解説しました。現時点で利用しているものもあれば、初めて耳にしたものもあるでしょう。すべてを使いこなす必要はありませんが、自分に適したものを採用することで、在宅ワークもスムーズに進められるはずです。
なお、組織やクライアントがすでにツールを導入しているならば、それに合わせることも大切です。特にフリーランスエンジニアの場合は、融通が利きやすいためクライアントに合わせると良いでしょう。Chatworkなど、多くの企業が採用しているツールについて、事前に導入しておくとスムーズなリモートワークを実現できるはずです。