【2022年最新】IoTエンジニアの資格おすすめランキングTOP3!

IoTは近年注目されているキーワードです。多くの企業がIoTに関する製品などを展開していて、個人でもIoTのキーワードは耳にしたことがあるはずです。テレビCMなどでも扱われていて、日常に馴染みつつあるキーワードでもあります。
そして、このIoTを扱うエンジニアがIoTエンジニアです。今回はIoTエンジニアの概要と、これからIoTエンジニアとして活躍するにあたって、スキルの証明に役立つ資格をご紹介します。
IoTエンジニアとはなにか
最初にIoTエンジニアとはどのようなエンジニアであるのかを、簡単にご説明します。
IoTエンジニアとは
IoTエンジニアはIoTデバイスや、関連するアプリケーションを開発するエンジニアです。センサーや通信機器の開発はIoTエンジニアの仕事ではなく、それらを活用したデバイスやシステムを開発します。
しかし、システムの開発にあたって、適切なセンサーなどが存在しない場合があります。そのような場合はIoTエンジニアが中心となりIoTに必要なセンサーやデバイスの設計などから始めます。
IoTエンジニアにおすすめの3つの資格
IoTエンジニアは幅広い業務を担当します。そのため取得しておきたい資格も様々なものがあります。今回は特にIoTエンジニアを対象とした資格をご紹介します。
IoT検定

IoT検定は、IoT検定制度委員会が実施するIoTに関するスキルを証明する資格であり、IoTの基本的なスキルを証明可能です。IoTエンジニアが最初に受験すべき資格、と考えておいて良いでしょう。なお、IoT検定制度委員会は複数の業界団体や企業、有識者で構成されています。
資格はレベル分けがされていて、IoTエンジニアが受験できるものは大きく分けて以下のとおり4種類あります。
- IoT検定パワーユーザー
- IoT検定プロフェッショナルコーディネーター
- IoT検定プロフェッショナルエンジニア
- IoT検定プロフェッショナルアーキテクト
それぞれについて以下でご説明します。
IoT検定パワーユーザー
パワーユーザーはIoTに関する基本的なスキルの証明が可能です。専門用語について理解していたり、IoTとプロジェクトについて理解していたりします。また、他人が提案したIoTに関する提案を理解して行動に移すことが可能です。
また、IoTプロジェクトを推進する際にはエンジニアとしてのスキルだけではなく、法律やセキュリティに関するスキルも備えていると証明できます。IoTには様々な要素が絡んでくるため、それらを包括的に理解していると証明できるわけです。
加えて、IoTエンジニアとしてプロジェクトに必要なデバイスに関する知識を証明できます。IoTエンジニアプロジェクトでIoTデバイスを使いこなせなければなりません。特にセンサーについての知識は重要となるため、それらの知識を効率よく証明できるようになっています。
IoT検定プロフェッショナルコーディネーター
プロフェッショナルコーディネーターは、IoTに関するプロジェクトの遂行スキルを証明できます。自分自身でIoTプロジェクトを立ち上げるのは難しいものの、専門家の指導があれば問題なくIoTプロジェクトを遂行できるレベルです。
また、プロジェクトの立ち上げは難しいものの、IoTに関する企画の提案ができるスキルを有しています。加えて、提案するにあたって「IoTを実現する目的やその効果を説明する」スキルも有しています。IoTエンジニアが他者に対してIoTの効果を証明できるため、クライアントなどから納得感を得やすくなっています。
他にもIoTデバイスを利用するだけではなく、新規の開発を提案したり調達したりするスキルも証明できます。IoTエンジニアはIoTデバイスを使いこなすだけではなく、デバイスのミスマッチから新規開発を検討しなければならない場面があります。そのような場面でも、どのようなデバイスが必要であるのかを説明できるようになるのです。
エンジニアレベルになると、IoTの専門家として各種設計ができるようになります。コーディネーターまではIoTデバイスを使いこなしたりプロジェクトを遂行したりすることが主な役割ですが、エンジニアレベルになると開発に向けた設計を担当します。
一般的にIoTエンジニアと言えばエンジニアレベルを指し、デバイスの設計やデバイスを動作させるためのプログラムの設計を担当します。デバイスの設計とプログラムの設計はエンジニアの分野として異なりますが、この資格ではどちらもエンジニアレベルとして定義されています。そのため、プロフェッショナルエンジニアの資格を取得すると、IoTエンジニアとしてどちらのスキルもあると証明可能です。
また、単純なデバイスやプログラムの設計だけではなく、IoTを活用するためのプラットフォームについてのスキルも証明できます。例えば、デバイスの監視やデータを保存する環境などがこれに該当します。IoTに直接的な関係があるものではありませんが、IoTデバイスやプログラムを動作させるために重要な要素です。エンジニアレベルでは、ここまで証明できるのです。
IoT検定プロフェッショナルアーキテクト
公式サイトには名称が紹介されているものの、具体的に証明できるスキルについては掲載されていません。そのため、具体的にどのようなスキルの証明に役立つのかは把握できない状況です。
IoTエンジニアに必要なスキルは、上記でご説明したエンジニアレベルで十分に証明できます。これからIoTエンジニアとして活躍したいのであれば、エンジニアレベルまで取得していればよいでしょう。これから公式サイトで具体的に証明できるスキルについて公開されてから、実際に取得すべきか検討してみることをおすすめします。
IoTシステム技術検定試験

IoTシステム技術検定試験は、IoTエンジニアの育成を目的とした資格です。資格の学習を通じて、IoTエンジニアがスキルを習得できるように考えられています。IoTエンジニアは多くのスキルが必要となるため、「基礎」「中級」「上級」の3段階で習得しながらスキルの証明もできる仕組みです。
まず、「基礎」はIoTに関する基本的なスキルを保有していると証明できます。IoTで利用される基本的な用語の理解はもちろん、IoTエンジニアとして最低限の指示を理解できると証明できます。IoTに関するスキルがなければエンジニアとして何も行動できませんが、基礎レベルを保有していればそのような状況には陥りません。
続いて、「中級」はIoTエキスパートとしてIoTシステムの全体像を把握できると証明できます。IoTシステムの一部分だけではなく全体像を把握できるため、クライアントがIoTに何を求めているのかを把握できたり、その内容を元にシステムの全体像を描けたりできます。実際にIoTシステムのプロトタイプを作成するスキルまで証明できる資格です。
最後に、「上級」はIoTシステムについて広く深く理解し、システム構築のリーダー的な役割として活躍できることを証明できます。単純にシステムを把握するだけではなく、クライアントが抱える課題を踏まえたり、経営戦略などを考慮したりできるようになるのです。中級よりも管理職や経営者としてのスキルが証明できる資格だと考えて良いでしょう。
参照:IoTシステム技術検定
エンデベットシステムスペシャリスト試験

エンデベットシステムスペシャリスト試験は、情報処理推進機構が提供する国家資格です。IoTに関連する資格の中でも国家資格であるため、知名度が高く信頼感も高い特徴があります。国家資格であり難易度の高いものであるため、ハードルは高いですが取得しておくとIoTエンジニアとしてのスキルを十分に証明できます。
情報処理試験の中でもレベルが高いものであるため、IoTシステムに関する幅広いスキルを証明できます。単純なIoTに関する用語はもちろん、システム開発において必要な設計書の作成スキルやプロジェクトの推進スキルを証明できるのです。IoTシステムの開発には独自の知識が求められるため、エンデベットシステムスペシャリスト試験ではこれを証明できます。
なお、エンデベットシステムスペシャリスト試験ではIoTシステムの中でも組み込みシステムを想定しています。IoTエンジニアが開発するシステムは組み込みとアプリケーションの両方がありますが、エンデベットシステムスペシャリスト試験では組み込みシステムのスキルを証明するため、注意が必要です。
参照:エンベデッドシステムスペシャリスト試験|情報処理推進機構
IoTエンジニアは資格が必須ではない
IoTエンジニアにおすすめの資格についてご説明しました。どのような資格を取得すれば良いのか、ご理解いただけたでしょう。ただ、IoTエンジニア資格の取得は必須ではないため、続いてはこちらについてもご説明します。
IoTエンジニアも資格が役立つ
IoTエンジニアには資格が役立つのは事実です。ご紹介したようにIoTエンジニア向けの資格が存在するため、これらを取得しているとスキルの証明ができます。IoTについて正しく理解できていない人もいるため、資格を取得しておくとそのような人にもスキルを示せるようになります。
具体的にIoTエンジニアに求められるスキルは、状況によって異なってしまいます。そのため、資格を取得してIoTの知識を示し、プラスアルファでその都度必要な知識を示さなければなりません。
今のところIoTに関するスキルを示せるものは、資格の取得ぐらいしかありません。「資格を取得できるほどIoTの知識がある」という点で、資格の取得はIoTエンジニアに大きなメリットを生み出します。
資格が無いと活躍できない仕事ではない
他のエンジニアと同様にIoTエンジニアは資格が必須の職業ではありません。IoTエンジニアとして働けるだけのスキルであれば、資格を取得しなくても働けるのです。大半の業務に資格が必要ではないため、その点は考慮するようにしておきましょう。
基本的にIoTエンジニアの資格を取得するのは、自分のスキルを証明するためです。IoTエンジニアには幅広い知識が求められるため、これを証明するための手段として資格が役立ちます。他人から評価してもらうにあたって資格が役立つと考えてよいでしょう。
だからといって、IoTエンジニアは資格の取得に必要以上の時間を割く必要はありません。資格がなくても活躍はできるため、どうしても資格を取得することにこだわらなくても良いのです。「資格がなければ活躍できない」と考えてしまったのであれば、その認識は改めるようにしましょう。
資格と実務経験の両方が必要
上記でご説明した資格を保有しているからといって、活躍できるとは限りません。資格を取得するのと同時にできるだけ実務経験を積むようにしましょう。
一般的にエンジニアは実務経験が重要視されます。実際に現場で経験することで獲得できるスキルが多いと考えられているからです。特にトラブルに対応するスキルは、実務経験を通じて身に付けるものだと考えられています。
そのような背景があるため、IoTエンジニアにおいても実務経験は重要視される傾向にあります。資格を取得していてもスキルの証明をできますが、その資格やスキルを現場でどのように活かしてきたのかを示せるようにすべきなのです。
まとめ
IoTエンジニアにおすすめの資格についてご説明しました。IoTは流行しているものの具体的なスキルについては理解されていないケースも多いです。仕事を依頼する側はIoTエンジニアの評価ができない場合が多々あります。そのような場面で、IoTに関する資格を保有していればスキルの証明に役立ちます。
ただ、IoTエンジニアは資格が必須の職業ではありません。エンジニアとして働けるだけのスキルを保有していれば、資格がなくともIoTエンジニアとして活躍できます。そのため、必要以上に資格の取得にこだわる必要はないでしょう。
とはいえ、これからさらにIoTが注目されるにあたり、エンジニアが資格を取得しておくのは良いことだと考えられます。他のエンジニアと差をつけるためにも、時間に余裕があるならば取得するようにしてみましょう。

