【2022年最新】武器になるJavaScriptの資格ランキングTOP3!

【2022年最新】武器になるJavaScriptの資格ランキングTOP3!

Web開発の現場で多用されるのがJavaScriptです。これまでに何かしらのWeb開発に携わってきたならば、JavaScriptを利用した経験があるのではないでしょうか。様々な機能の実装に利用できるため、Web開発においてはなくてはならない存在です。

世界中でも利用されているプログラミング言語ということもあり、JavaScriptにはスキルを証明する資格が存在します。プログラマーとして資格を取得しておくとスキルの証明ができるため、今回はJavaScriptに関する資格をご紹介します。

TOP1:CIW JavaScript スペシャリスト


JavaScriptの基本的な部分に焦点を当てた認定資格です。日本だけではなく世界的に認められている資格で「CertificationPartner社」が提供しています。JavaScriptの資格だけではなく、インターネットやWebに関する数多くの資格にJavaScriptのスキルを証明するものが含まれています。

JavaScriptだけを扱っている会社ではないものの、世界的に提供されていることから注目度が高いものです。英語で受験しなければならないものの、合格できれば高いスキルの証明が可能です。

出題範囲

CertificationPartner社から公開されている情報を参考にしてみると、JavaScriptに関して以下の観点から出題されます。

  • 基本概要
  • 変数
  • データ
  • 関数
  • メソッド
  • イベント
  • デバッグ
  • DOM
  • オブジェクト
  • セキュリティ
  • ライブラリ
  • フレームワーク
  • API

JavaScriptに関する幅広いスキルが求められます。基本概念が出題されるのはもちろん、実際に開発していないと理解しづらいDOMやオブジェクトについても出題されます。この点は受験勉強ではなくJavaScriptの開発を通じて理解するものであるため、計画的に習得しておきましょう。

また、JavaScriptで利用されるライブラリやフレームワークについても出題されます。JavaScriptではjQueryなど有名なフレームワークがあり、これらについて出題されるのです。具体的な使い方が出題されるわけではないものの、知識として持っておかなければ回答できないものが含まれます。

難易度

英語で受験しなければならない資格であるため、語学力の側面で難易度が高くなっています。JavaScriptが得意でも英語に苦手意識があると資格合格は難しくなってしまうかもしれません。

純粋な試験の内容に注目してみると、JavaScriptに関する知識が幅広く出題されています。基本知識ではなく中級から上級の内容が出題されているため、JavaScriptを深く理解していないと難しく感じるでしょう。単純な開発だけではなく、デバッグやセキュリティ、有名なフレームワークなど様々なハードルがあります。

また、問題が難しいだけではなく正答率も70%程度が求められます。日本国内の試験は60%程度で合格できるものが多いため、多くの問題に正解するという観点でも難しいものです。

参照:CIW公式サイト(英語)

TOP2:HTML5プロフェッショナル認定試験


Web開発になくてはならないHTMLやJavaScriptのスキルを証明できる資格です。HTML5のスキルだけを証明する資格のように見受けられますが、JavaScriptも対象に含まれています。

こちらの資格でJavaScriptのスキルを証明できる理由は、JavascriptとHTMLが密接な関係にあるからです。JavaScriptはHTMLの操作ができるプログラミング言語であるため、セットで証明できるようになっています。

出題範囲

こちらの試験ではJavaScript以外の内容も出題されるため、それらを含めて記載すると以下のような出題範囲となっております。

  • レベル1
    • Webの基礎知識
    • HTTP,HTTPSプロトコル
    • HTMLの書式
    • Web関連技術の概要
    • CSS
    • スタイルシートの基本
    • CSSデザイン
    • カスケード
    • 要素
    • 要素と属性の意味
    • メディア要素
    • インタラクティブ要素
    • レスポンシブWebデザイン
    • マルチデバイス対応
    • メディアクエリ
    • APIの基礎知識
    • マルチメディア・グラフィックス系API概要
    • デバイスアクセス系API概要
    • オフライン・ストレージ系API概要
    • 通信系API概要

 

  •  レベル2
    • JavaScript
    • WebブラウザにおけるJavaScriptAPI
    • グラフィックス・アニメーション
    • マルチメディア
    • ストレージ
    • 通信
    • デバイスアクセス
    • パフォーマンスとオフライン
    • セキュリティモデル

レベル1についてはWebに関する基本知識が問われるため、出題される内容もそれに沿ったものです。基本的なWebに関する知識であるため、何かしらWeb開発の経験があれば特に難しいものではないでしょう。

重要となるのはJavaScriptが含まれるレベル2です。こちらはJavaScriptだけではなくマルチメディアなど様々な内容が含まれています。JavaScriptのスキルを証明したいエンジニアは、このようなメディアに関するスキルを持っていないかもしれません。これについても試験の対象となりスキルが求められるため、しっかりと学習しなければなりません。

難易度

HTMLとJavaScriptの中でも基本事項が出題されているため、難易度は比較的やさしいものに分類されます。ご説明したとおりJavaScript専門の資格ではないため、基本事項が理解できてれば合格を目指せる内容です。

プログラミング言語といえば実務経験が重要だと考えられています。JavaScriptにおいても実務経験が重要であることは間違いありません。ただ、こちらの資格は基本的な事項が出題されやすく、実務経験が少なくとも合格を目指せる難易度となっています。

なお、こちらの試験にはレベル1とレベル2が存在し、JavaScriptはレベル2に含まれています。レベル2を受験するためには保有している必要があり、なおかつ、レベル2はJavaScript以外の内容も多く含まれます。JavaScriptとしては難しい内容は出題されませんが、幅広い知識がいるという点では難しく感じるかもしれません。

参照:HTML5プロフェッショナル認定試験

TOP3:Webクリエイター能力認定試験


Web開発の標準であるW3Cに完全準拠したマークアップスキルを証明する認定資格です。世界基準に対応している認定資格であり、HTMLだけではなくJavaScriptも出題範囲に含まれています。JavaScriptのスキルを証明するためには、スタンダードではなくエキスパートを取得するようにしましょう。

出題範囲

JavaScriptが含まれるエキスパートに注目すると出題範囲は以下のとおりです。

  • ファイルの操作
  • テキスト/ソースの操作
  • ブラウザー/ドメイン
  • ファイルの種類
  • ページ構成
  • レイアウト/パーツ設計
  • ユーザビリティ/アクセシビリティ
  • セマンテック/コンテンツモデル/カテゴリー
  • HTML5の移行
  • 文字参照/実体参照
  • コメント
  • 基本構造
  • 外部スタイルシート
  • 汎用コンテナー
  • ID名/クラス名
  • 見出し/段落/改行
  • 重要/コピーライト/連絡先
  • リスト
  • ハイパーリンク
  • 画像
  • テーブル
  • フォーム

上記でも紹介したのは一部であり、非常に幅広い内容が出題されています。また、それぞれの内容について細かく専門的な内容が求められるため、表面的に幅広く学習するのではなく、網羅的に学習する必要があります。JavaScript以外の要素も多いため、計画的な学習が求められるでしょう。

難易度

Webに関する幅広いスキルが証明できる資格であるため、出題内容も幅広くなっています。HTMLはもちろんCSSの出題もあり、そこにJavaScriptも含まれています。全ての理解ができていなければ合格できない資格であり、難易度の高いものです。

また、出題範囲が広く表面的だと思われがちですが、細かい内容も出題される傾向にあります。JavaScriptもそれ以外も細かく学んでおく必要があるため、受験の際はしっかりと対策をして臨むようにすべきです。

参照:Webクリエイター能力認定試験

JavaScriptの資格を取得するための勉強方法

ご紹介したとおりJavaScriptにはスキルを証明する資格が存在します。これらの資格取得を目指すために、どのような勉強をすべきかご説明します。

実務でJavaScriptに触れる

理想的な勉強方法は実務でJavaScriptに触れておくことです。どの資格においても実務で利用しないような難易度の高い内容は出題されません。日頃からJavaScriptを利用しておけば、ある程度はその経験で対応が可能です。

ただ、実務で利用する内容にはどうしても偏りが生まれてしまいます。網羅的に幅広くJavaScriptの開発をするのは難しいため、知識が不足していると感じる部分は追加で勉強しなければなりません。特に実務経験の歴が短い場合は、試験勉強にも取り組んでおきましょう。

なお、資格試験では様々な内容が体系的に出題される傾向にあります。実務経験を積んでいても体系的な学びをしていないならば、受験する機会に学ぶのも悪くないはずです。

参考書で習得する

JavaScriptについて体系的に学び資格の取得につなげたいならば、参考書で学ぶのが良いでしょう。JavaScriptに関する書籍は数多く発売されているため、これらを活用すれば独学でもJavaScriptのスキルが手に入ります。

特に参考書は種類が多いため「自分に適したものを選べる」というメリットがあります。レベル感や文章の書き方、挿絵の数など自分が満足できるものを選べるのが魅力です。自分に適したものを選ばなければ学習は続かないため、吟味して参考書を選ぶべきです。

なお、参考書で学習する際は本を読むだけになりがちですが、実際に手を動かすように心がけましょう。手を動かしながら学習しなければ「理解したつもり」になってしまい、JavaScriptの資格を取得する際に内容を思い出せなくなってしまいます。

プログラミングスクールに通う

資格の取得を含めてJavaScriptのスキルを高めたいならば、プログラミングスクールに通う選択肢もあります。プログラミングの未経験・経験を問わず、スキルの習得に適した環境です。

独学ではなくプログラミングスクールを利用するメリットは、体系的な指導を受けられることです。カリキュラムに沿ってJavaScriptを学べるため、基本知識を抜け漏れなく取得できます。

ただ、プログラミングスクールでJavaScriptを習得する場合、時間的な拘束を受けてしまいます。決まった時間に授業を受けなければならない点は意識しなければなりません。計画しておかなければ授業が受けられない状況になる可能性があります。

まとめ

JavaScriptに関する資格を紹介しました。JavaScriptはWeb系の開発で非常に重要なプログラミング言語であるため、資格でスキルを証明できると大きなアピールポイントとなります。証明できるスキルの内容は取得する資格によって変化するため、自分に適したものを選択すると良いでしょう。

スキルを証明するために資格の取得をおすすめしますが、同時にJavaScriptの実務経験も必要です。プログラミングの世界は実務経験を通じてどのような行動を変えてきたかが重要となります。資格の取得は重要ですが、実務でコードを書く経験をしておきましょう。

なお、資格によっては実務経験があればスムーズに合格できます。資格勉強に時間を割くのではなく、実務経験を通じて合格を目指すのも良い選択です。

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admin