将来性のあるエンジニアの職種ベスト5!エンジニアの需要と将来性について解説!

将来性のあるエンジニアの職種ベスト5!エンジニアの需要と将来性について解説!

近年は様々な場所でIT化が進んでいますので、それに伴い多くのエンジニアが求められています。IPAの調査でもエンジニアの数は不足していると報告されています。事実、市場をみるとエンジニアの数は非常に不足している状況です。

しかしながら、エンジニアの絶対数は不足していますが、すべてのエンジニアが求められているわけではありません。エンジニアには様々な種類がありますので、「需要の高いエンジニア」と「需要の低いエンジニア」が居るのが事実です。今回はそのような状況を踏まえ、需要の高いエンジニアはどのようなエンジニアであるのかをご説明します。

エンジニアの需要は差が開きつつある


エンジニアには様々な種類がありますが、それらすべてが求められているわけではありません。IPA(情報処理推進機構)が発表した調査によると、エンジニアに求めるスキルは偏りがあることが把握できます。

例えば現時点で求めているスキルとしては「設計や開発」「ネットワーク」など基本的なスキルはもちろん、「AIスキル」など新しいものが求められています。時代の流れに沿って必要なエンジニアが変化していることが示唆されます。少し前にトレンドとなった「ブロックチェーン」「AR」などはAIの後を追いかける形であることが調査結果から確認できます。

また、これから強化したいスキルに関しても、AIスキルがダントツで高く、そこにビッグデータやIoTが続きます。ここ数年でトレンドが大きく変化していますので、それに伴い求められるエンジニアの需要は大きく差がついてきているのです。

将来性のあるエンジニアの職種ベスト5とその将来性


IPAの調査による「現在求めているスキル」「強化したいスキル」を踏まえ、具体的に将来性のあるエンジニアの職種をベスト5でご紹介します。

1位:AIエンジニア

AIエンジニアはAIで情報を分析したりAIを開発したりするエンジニアです。8割程度がAIで情報を分析するエンジニアを指し、AIを開発するエンジニアは2割程度です。

AIの開発にはお金と時間がかかりますので、開発を対応しているエンジニアは限られています。基本的にはすでに開発されているAIの基本機能を利用して、データ分析をしたり新しいサービスを開発したりしています。

現在の需要

多くの場所でAIが利用されるようになってきましたので、AIエンジニアは現在高い需要を持っています。実際IPAが発表しているIT人材白書2019を確認すると、 AI人材が不足していると回答している企業は70%以上となっています。

日本は世界的に見るとAI分野の発展が遅れていると言われています。この背景には企業が求めるほどのAIエンジニアが世の中にいないという理由があることが考えられます。AI人材が不足しているため、なかなかAI分野が発展しないのです。

現在はAIエンジニアが非常に不足している状況です。深刻な人材不足により、AI分野の発展にまで影響が出ています。

将来性

上記のとおりAIエンジニアは不足しています。そのような現状を鑑みると、AIエンジニアの将来性は明るいといえるでしょう。急激に人材不足が解消するとは考えにくいですので、需要が高く安定した仕事があるはずです。

ただ、AI分野の発展は世界的に速いスピードで進んでいます。そのためこれからAIエンジニアにどのようなスキルが求められるかを一概に言うことはできません。将来性は明るいと考えられますが、求められるものは変化する可能性があります。

2位:クラウドエンジニア

クラウドで様々なシステムを開発するエンジニアです。クラウドで動作するアプリケーションはもちろん、アプリケーションを動かすためのアーキテクトを組み立てる部分もクラウドエンジニアの役割です。

具体的にクラウドエンジニアが扱うのは「AWS」「GCP」「Azure」などです。これらの有名なパブリッククラウドを利用して、システム開発をします。

なお、これらのパブリッククラウドにはそれぞれ特徴があります。そのためクラウドエンジニアは、これら全てを扱えるとは限りません。どれか一つに特化したエンジニアでも、クラウドエンジニアと呼ばれています。

現在の需要

多くのサービスがクラウドに移行されていますので、クラウドエンジニアの需要は高い状況です。特にAWSは世界的に利用されているパブリッククラウドですので、こちらを扱えるエンジニアが求められています。

現在求められているエンジニアは「オンプレミスをクラウドに移行するエンジニア」と「クラウドで新たなシステムを開発するエンジニア」が中心です。前者についてはコスト削減のためのシステム移行であり、後者については時代に沿った新たなシステム開発です。移行か新規開発かによって、求められる人材は変化しています。

クラウドエンジニアに関する求人が多く、今のところ仕事には困らないでしょう。スキルさえあれば需要に応え、多くの案件をこなせる状況です。

将来性

多くの企業がクラウド化を進めていますので、今のところ将来性が明るいのが現状です。多くの求人や案件が出ていますので、スキルが伴っていれば様々な企業で活躍できます。

また、これだけ世界的にクラウド化が進んでいますので、クラウドエンジニアの需要はなくならないでしょう。時代の変化によって求められる人数は変化する可能性がありますが、クラウドエンジニアがなくなることは考えにくいです。

なお、注意点としては、この先クラウドからオンプレミスに戻したり新しい技術に切り替えたりする可能性があります。現在はトレンドとなっている技術ですが、まだ不安定な部分もあると理解しておきましょう。

3位:IoTエンジニア

IoTエンジニアは、IoT製品を開発したりIoT関連のアプリケーションやシステムを開発したりするエンジニアです。今は様々なモノをインターネットに接続する時代ですので、IoTエンジニアはこれらに関わる全てを開発します。

IoTにはモノとアプリケーションが必要ですので、IoTエンジニアによって必要な専門知識の領域が分かれます。物理的な機械を開発するエンジニアもいれば、組み込みシステムを開発するエンジニア、又、機械を利用してサービスを提供するエンジニアもいます。

現在の需要

IoTに参入する企業が増えていますので、IoTエンジニアの需要は高まっています。まだ絶対的な需要は少ない状況ではありますが、ここ2年程度で求人が増加しています。

現在の傾向として意識しておきたいのは、「IoTエンジニア」として募集されているとは限らない点です。例えば「プログラマー」として募集されている場合でも、開発内容がIoTに関するソフトウェアであるケースがあります。また、「組込みシステム」の開発内容がIoT機器であるケースもあります。

需要は高まっているのですが、上記のとおりIoTエンジニアとは表現されていないケースがあります。IoTエンジニアの需要は無いように見えてしまう場合がありますが、募集のされ方の問題であると考えておきましょう。

将来性

現在IoTは伸び盛りであり、今のところ将来性の明るいエンジニアだと考えられます。求められているエンジニア数も多いですので、安定して働ける状況だと言えます。

ただ、IoTはまだまだ発展している途中ですので、どのようなエンジニアが求められるかは未知数です。機器を開発するための組み込みエンジニアが求められる可能性もありますし、機器を利用してソフトウェアを開発するエンジニアが求められる可能性もあります。

また、IoT機器が今後世の中にどの程度浸透するかは未知数です。状況によってIoTエンジニアの将来性は変化する可能性があります。

4位:インフラエンジニア

さまざまなシステムのインフラを扱うエンジニアです。サーバーの構築やネットワークの構築、各種機器の手配までが含まれます。ネットワークは「ネットワークエンジニア」と呼ばれるなど、エンジニアを細分化する場合がありますが、ここではインフラ部分をまとめて一つと考えます。

システムのインフラを扱いますので、求められるスキルは幅広くあります。サーバーやネットワーク機器の選定スキルや各種設定、セットアップスキルなども求められます。どのような業務を担当しているかによって、求められるスキルは変化すると考えてよいでしょう。

現在の需要

インフラはシステムの動作に必須ですので、インフラエンジニアの需要は非常に高い状況です。どんなに良いアプリケーションを開発してもインフラがなければサービス提供ができませんので、インフラエンジニアに頼るしかない部分があるのです。

最近はクラウド環境の利用が増えていますが、オンプレミスでサービスを提供している企業はあります。クラウドが普及してもインフラエンジニアの需要はなくならないと考えられます。

また、そもそもクラウドサービスも、物理的なサーバーやネットワークなどが存在しています。これらを仮想化してユーザーに提供しています。つまり、クラウドサービスを提供するにもインフラエンジニアが必要なのです。

「時代の変化とともにインフラエンジニアの需要は下がっているのではないか」と考える人はいるでしょう。しかし、実際はクラウドが普及してもインフラエンジニアは求められています。

将来性

インフラエンジニアはサービスを提供するにあたり必須です。そのため将来的にも現在と変わらず需要があるでしょう。将来性のあるエンジニアといえます。

上記でも触れたとおり、クラウドサービスを提供するためにはサーバーやネットワークが必要です。これらを構築するためにはインフラエンジニアが求められます。そのため、インフラエンジニアの仕事は無くなりません。

ただ、今よりクラウドが普及すると、求められるインフラエンジニアの数は減ってしまいます。自分のスキルを高めておき、将来性を明るくする努力は必要です。

5位:フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、システム開発やWeb開発において全ての工程をこなせるエンジニアを指します。具体的には設計から開発、運用まで全ての工程に対応します。

基本的にシステム開発は工程ごとにエンジニアが存在します。それぞれのエンジニアが専門性を持っていて、作業の役割分担をしています。しかし、状況によっては複数人で開発するのではなく、一人で開発がしなければならない場合があります。そのような時にフルスタックエンジニアが求められています。

現在の需要

現在は全体的にITエンジニアの数が不足しています。エンジニアの絶対数は増えていますが、需要はエンジニア数の増加を上回る勢いで増えていますので、相対的には不足している状況なのです。

そのような状況ですので、一人で幅広く対応できるフルスタックエンジニアは需要が高まっています。人手不足で多くのエンジニアを用意できない場合、フルスタックエンジニアに頼るしかないのです。

ただ、需要の高まりがある反面、フルスタックエンジニアの絶対数は大きく増えていない状況です。これはフルスタックエンジニアの負担が大きいことが背景にあります。求められるスキルが多くなってしまいますので、需要は高いですが市場としては飽和していない状況です。

将来性

上記でも触れたとおりエンジニアの人数は不足している状況です。そのため一人で幅広く対応できる、フルスタックエンジニアはさらに需要が高まると考えられます。つまり、将来性の明るいエンジニアだと言えます。

ただ、将来性が明るく需要の高いエンジニアではありますが、高度なスキル水準が求められます。年々新しい技術が開発されているなか、新しい技術の全てを把握しなければならないのです。幅広い分野の最新知識を習得するのは、非常に負担のかかる作業なのは言うまでもありません。

そのため需要という点では将来性が明るいですが、現実的に対応できるかは考える必要があります。働きながら最新技術を取得しなければなりませんので、限界が来てしまう可能性はあるのです。

まとめ

時代の変化とともに求められるエンジニアは変化しています。様々なトレンドがありますので、そのトレンドに沿うようなエンジニアが常に求められているのです。

今回はIPAの調査を利用して、どのようなエンジニアが求められているかご紹介しました。比較的新しい情報ですので、これから生き残るエンジニアだと考えてよいでしょう。

ただ、時代は常に進化していますので、求められるエンジニアは変化する可能性があります。常に最新の情報をキャッチして、求められているエンジニア像に近づいていきましょう。

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admin