未経験でフリーランスエンジニアになれる?成功までの手順と案件を探すコツ

未経験でフリーランスエンジニアになれる?成功までの手順と案件を探すコツ

フリーランスエンジニアを目指している人のなかには「未経験者でも目指せるのか」「成功するためのコツは何か」を知りたい人もいるでしょう。フリーランスエンジニアの仕事は収入面や自由度が高いといったメリットがある一方で、成功するためには知識だけでなく実務経験やスキルが重要です。この記事では、未経験者がフリーランスエンジニアを目指すために、取り組むべきことや、仕事を確保するための方法などを紹介します。

エンジニアの需要と実態

IT産業は、日本が抱える人口減少という課題を解決する可能性があるため、日本国政府も強い関心を寄せています。なぜなら、IT産業が普及することによって、さまざまなサービスの生産性が向上し、労働者一人当たりの作業量の減少が期待されているからです。労働者それぞれが効率的に作業することによって、人口減少による国全体の労働力の低下を補うことが期待できます。このように、IT産業は国の成長にも大きな役割を果たすと考えられていますが、2010年代後半からエンジニア不足が問題視される状況に陥っているのが現実です。

経済産業省が2016年に公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」といいう資料によると、2015年時点でIT人材の不足規模は17万人に達しています。しかも、IT人材不足は、収まるどころかさらに加速していくと予測されているのです。日本では、人口減少による労働人口の減少により、エンジニアになる人の絶対数も減少していくことが予測されています。経済産業省では、2030年に59万人ものIT人材が不足すると予測しているのです。

エンジニア不足の要因はさまざまですが、「IT技術の進化スピードが速くてエンジニアのスキル習得が追い付かない」のも一つの原因だとされています。エンジニアとして最新のスキルを磨こうと思っても、習熟したころにはすでに過去のスキルになってしまうという問題があります。そのため、エンジニアとして働く以上は現状に満足することなく、常に最新のスキルを習得していく心構えが大切です。日本では2020年に東京オリンピックが開催される予定となっており、インフラやさまざまなサービスに欠かせないエンジニアの需要はさらに高まっていくと期待されています。

フリーランスエンジニアの魅力とメリット

フリーランスエンジニアとして働くメリットとしては、「福利厚生費や事務管理費などが給与から差し引かれない」という点が挙げられます。一般的に企業勤めをしていると、給与から所得税の源泉徴収や社会保険料などが天引きされて、残った手取り額しか振り込まれません。働いている職場によっては、「普段は利用しない福利厚生サービス費」や「自分で管理すれば発生しない事務管理費」などが徴収されているケースもあるでしょう。フリーランスエンジニアとして独立すれば、無駄だと感じる費用を支払う必要はありません。結果的に、同じ金額を稼いだとしても手残りが多くなり、収入アップが期待できます。

また、フリーランスは、転勤や企業の方針に合わせた業務システムの影響を受けません。そのため、自分で「どのようにして働くか」を選択できます。「いつ・どこで」働くかを自由に決められるというのは、フリーランスとして働く醍醐味といえるでしょう。駐在型で働いている人でも、フレックスタイム制を利用すれば働き方の自由度は一般的なサラリーマンよりも大幅にアップします。在宅型の場合には、カフェを利用したり夜間に作業したりと、仕事さえ完璧にこなしていれば、自由な場所と時間に仕事をすることも可能です。出勤時の混雑や社内での人間トラブルもなく、ストレスが少ない環境で働けるのは大きなメリットでしょう。

さらに、納期までに仕事を終わらせていれば、残業や週末出勤をする必要もありません。仕事とプライベートの時間のバランスがとりやすい点もメリットだといえます。

フリーランスエンジニアの年収

フリーランスエンジニアの年収は、年齢よりも個人のスキルに大きく依存しています。30代以下のフリーランスで年収500万円以上は約36.7%ですが、企業エンジニアは約28%です。それに対して、40代ではフリーランスの年収500万円以上は約35.7%、企業エンジニアは約65.4%で、フリーランスよりも企業エンジニアの方が年収は高い傾向にあるといえるでしょう。しかし、30代以下の年収1000万円以上という人はフリーランスが約8.8%であるのに対して、企業エンジニアは約1.2%と差が大きいのは特徴です。30代以下では、企業エンジニアよりフリーランスのほうが年収500万円以上の人の割合が多かったのと同じく、若い世代であればフリーランスのほうが高収入を得やすいといえます。スキルや経験値の高いフリーランスエンジニアは年齢に関係なく、若いうちから高収入を期待できるでしょう。

企業エンジニアの場合は、年齢や勤続年数によって年収が多くなりやすく50代では年収700万円以上という人が約44.3%を占めます。企業勤めをしている以上、日本型の賃金体系の特徴でもある「年功序列」の影響を受けているケースが多いため、年齢が高くなると年収も上がりやすいといえるでしょう。ただし、未経験でフリーランスエンジニアを目指す場合、年齢が高い人は最新のスキルや経験に差がつきやすく、若い人の何倍も努力が必要になる可能性が高い点には注意が必要です。

未経験でフリーランスエンジニアを目指す難易度

結論からいうと、未経験でフリーランスエンジニアを目指すのはハードルが高いです。フリーランスエンジニアは「エンジニアのプロフェッショナル」でなければ、仕事の依頼がきません。フリーランスになると会社の肩書きがなくなるため、顧客の信用を得るところから始めなくてはいけませんが、ある程度の評価を得るためには経験やスキルが伴っていないと難しいです。クライアントは、エンジニアを成長させるために仕事を依頼するわけではありません。あくまでも、求めているのは「要望にしっかり応えてくれるスキルを持った人材」です。つまり、即戦力の人材に仕事を依頼したいのであって、未経験のフリーランスエンジニアを採用するメリットはほとんどないといえます。

高収入を期待してフリーランスエンジニアを目指す人もいますが、実務経験がない場合は単価の安い仕事しかもらえないケースも多いです。未経験ですぐにフリーランスエンジニアとして活躍できるのは、レアケースだと考えておきましょう。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すデメリット

実務経験がない状態で、いきなりフリーランスエンジニアを目指すとデメリットもあります。そこで、この段落では未経験者が直面することの多い3つの問題点について解説していきます。

実務経験がないと仕事につながりにくい

そもそもの話、フリーランスエンジニアとして生計を立てるためには、クライアントから仕事を依頼されなければいけません。しかし、実際に企業が求人を出している条件を見てみると、「実務経験あり」のエンジニアを募集しているケースが多いです。未経験者が活躍できるエンジニアの仕事は、かなり限られています。該当する求人がない場合は、自分で営業したり知人から紹介してもらったりしなければいけません。実務経験がないフリーランスエンジニアは、顧客からの信頼が得られずに収入が不安定になることもよくあります。コンスタントに仕事が得られない結果、フリーランスをあきらめて企業エンジニアとして働くことを選択する人も少なくありません。

実務経験を積んでいくうちにクライアントとの信頼関係も深まって安定した仕事の獲得につながりますが、「最初の仕事を受注するハードルが意外に高い」点はデメリットです。

相談する環境や相手がいない

エンジニアは、最新の知識やスキルを習得していくことを常に求められる仕事です。しかも、新しいスキルが登場するスピードが非常に早いため、仕事をこなしながら同時並行で習熟していくことも求められます。企業エンジニアであれば、自分が分からない部分があっても先輩などに指導してもらったり相談したりできるでしょう。しかし、フリーランスエンジニアの場合は、基本的にサポートしてくれる環境や相手はいません。

常に自分の力で新しいスキルを習得していかなくてはいけないので、誤った考え方やスキルを身に付けてしまっても指摘してくれる人もいないのです。結果的に、仕事がうまくいかず、クライアントとの間でトラブルを引き起こしてしまうリスクも高まります。フリーランスエンジニアとして活躍している仲間とのつながりを作るなど、情報交換や相談できる相手を見つけることが大切だといえます。

収益を安定化させるまでの期間が長い

エンジニアになるためには、最低でも基礎学習をこなさなくてはいけません。基礎学習が終わる期間は、勉強するスタイルや通うスクールによっても異なりますが、3~6カ月はかかるでしょう。つまり、その期間はエンジニアとしては無収入になるということです。もちろん、アルバイトや勉強をかねてクラウドソーシングで副収入を得たりするなどの方法はあります。しかし、月に5~10万円程度の報酬を得たとしても、それだけで暮らしていくのは難しいでしょう。エンジニアとして働いて、ある程度の収入が安定して稼げるまでの期間は、貯金を切り崩していかなければいけない点には注意が必要です。

また、仮にクラウドソーシングなどを利用して、ある程度の金額が稼げても継続した収益に結びつかなければ、生活は安定しません。自分自身のレベルを少しずつ上げていき、クライアントの評価を得るまでには、それなりの期間がかかります。どれくらいの収入があれば生活が安定するかについては人それぞれでしょうが、仮にフリーランスエンジニアとして毎月30万円程度の収入があっても安心してはいけません。フリーランスエンジニアになると、通信費や光熱費などの必要経費は自分で支払わなくてはいけないからです。手取り金額が同じでも、企業エンジニアより稼げないケースがあるという点は覚えておきましょう。

フリーランスエンジニアが向いている人

フリーランスエンジニアは自身の仕事への取り組み方によって、成功するかどうかがきまります。そこで、フリーランスエンジニアに向いているタイプの人を3つ紹介していきます。

自己管理能力に優れている人

フリーランスエンジニアは自己管理能力に優れていなければいけません。自己管理能力に優れている人とは、具体的にいうと「オンとオフの切り替えがうまい人」です。フリーランスエンジニアは基本的に仕事をする時間や場所を自由に選択できますが、自己管理能力が低いと仕事に悪影響が出てしまう恐れがあります。自己管理能力が低いのは、「ダラダラしてしまう」または「仕事ばかりしてしまう」タイプの人です。ダラダラして納期に間に合わないのは論外ですが、仕事ばかりしていると疲れがたまって生産性が落ちてしまうこともあります。

適度に休憩をして、心身をリフレッシュした状態で効率の良い作業をしていくことが安定して高収入を得るためのコツだといえます。また、フリーランスエンジニアは一度仕事を受注したら、基本的に頼れる人はいません。たとえ、体調を崩してしまったという理由であっても納期に間に合わなければ信用を失いかねませんので、体調管理を行うという意味での自己管理能力も必要です。

仕事以外の事務処理も苦にならない人

フリーランスエンジニアとして働き始めると、本業以外の事務処理も一人でこなさなくてはいけません。本業以外の事務処理に含まれるのは、たとえば確定申告や社会保険の手続きなどです。企業エンジニアであれば総務や経理が行うような事務処理も、自分で行わなければいけないということは理解しておくとよいでしょう。毎月の帳簿管理や領収書および請求書の管理、などが苦にならない人はフリーランスという働き方が向いています。

反対にエンジニアの仕事は好きでも、事務処理や細かい手続きが苦手という人は企業エンジニアとして働いているほうがよいケースもあります。フリーランスエンジニアとして実際に働き始めるまえに、どのような手続きがあるのかを確認しておいたうえで、自分の性格も踏まえて方向性を決めておきましょう。

上手に自己アピールができる人

フリーランスエンジニアになったからといって、ただ待っているだけでは仕事の依頼は来ません。フリーランスエンジニアは、自分から仕事を受注しにいく「営業」も行わなければいけないのです。営業スタイルは人それぞれですが、基本的には「スキルが高く、仕事をしたいという熱意のある人材」であることを積極的にアピールする必要があります。そうした営業活動を行うためには、ある程度のコミュニケーション能力が必須です。コミュニケーション能力に自信のある人ほど、フリーランスに向いているといえるでしょう。

営業活動は労力もかかりますが、自分の頑張りが結果につながりやすい仕事でもあります。実績やスキルを上手にアピールできれば収入アップも期待できるので、フリーランスになるのであれば積極的に取り組んでみましょう。

フリーランスエンジニアとして成功する人の特徴

残念ながら、フリーランスエンジニアを目指す人のすべてが成功するわけではありません。フリーランスエンジニアとして成功しやすい人にはいくつかの特徴があります。そこで、この段落ではフリーランスエンジニアとして成功する人の特徴や秘訣について解説していきます。

ビジネスマナーが身についている

フリーランスエンジニアとして働くということは、「企業に所属しない」ということです。つまり、会社という大きな看板に守られず、自分自身の力でビジネスをしていくことを意味しています。会社組織に所属しているときと違って、基本的に社会的な信用はゼロの状態からスタートしなくてはいけません。そこからどれだけ信用を積み上げていけるかは、自分次第だといえます。クライアントとのやりとりを通じて信用を高めていくためには、仕事内容の報告や連絡、相談の徹底は必須です。

メールや電話で応対するときに、ビジネスマナーが身に付いていないと相手の担当者に不快感を与えてしまうでしょう。反対にビジネスマナーが身に付いていて、気持ちよくスムーズに仕事ができればクライアントと良好な関係を築けるケースも多いです。お互いに信頼しあえる関係を築くために、丁寧な対応を心がけましょう。

得意分野があり他のエンジニアとの差別化が図れる

フリーランスエンジニアとしてどれだけ営業活動を積極的に行っても、スムーズに仕事が受注できないケースもよくあります。そのようなときは、「他のエンジニアとの差別化ができていない」ケースが多いです。当然のことながら、フリーランスエンジニアとして営業活動を行っているのは、自分だけではありません。営業においては、自分の長所をアピールすることは大切ですが、「他のエンジニアよりどういう点で優れているのか」を強調することも重要だといえます。

営業をする際にクライアントに興味を持ってもらえるようなアピールポイントがあれば、仕事の受注において有利です。一般的に、広く浅い知識を持つエンジニアよりも、得意分野があるエンジニアのほうが需要は高い傾向にあります。フリーランスとして働く前に強みになるスキルを身に付けておけばアピール力も増すでしょう。スキルアップを目指すときは、「どうしたら営業につながるか」も考えておくとよいです。

常にスキルアップを心がけている

基礎知識だけのスキルしかないフリーランスエンジニアでは、安定して仕事を受注することは難しいでしょう。IT技術は常に進化していきますので、最新のスキルを取得する前向きな人ほどフリーランスエンジニアとして成功しやすいです。IT技術は時代の流れとともに、どんどん変化していきます。実務に使えるかどうかは別として、積極的に新しい知識を身に着けようとする前向きな姿勢がないと、置いていかれてしまうでしょう。最新のスキルに対応できていないと、クライアントのニーズに応えられなくて仕事の依頼がこなくなるかもしれません。

最新の情報に触れる機会を多く持つことで、時代の先読みをする力も身に付きます。すべての最新スキルを習得することは難しいので、「どのようなスキルが必要とされるか」を先読みして学んでいくとよいでしょう。

未経験でフリーランスエンジニアになる手順

未経験でフリーランスエンジニアを目指すなら、必要なアクションについて知っておきましょう。この段落では、フリーランスエンジニアになるための手順やコツを紹介します。

プログラミングを学びスキルを身につける

フリーランスエンジニアになるには、まずプログラミングを学ばなければいけません。プログラミングを学ぶ方法として、最もポピュラーなのはプログラミングスクールを利用する方法です。プログラミングスクールでは、すぐに使える実務レベルのスキルを身に付けられるので、即戦力としての能力が求められるフリーランスエンジニアに向いている方法だといえます。独学でプログラミングを学ぶことも不可能ではありませんが、ある程度のレベルに達するまで1年以上の期間がかかるケースも多いため、あまりおすすめできません。

また、独学で勉強を進めていくと間違いに気づかないままでいることも多いので、実際に働き始めてから苦労することもあります。講師に質問したり、新しい技術について学べたりできるスクール受講をおすすめします。

企業に就職して実務経験を積む

効率よくフリーランスエンジニアを目指すなら、まずは企業エンジニアになって実務経験を積む方法がおすすめです。一見すると遠回りのように思えるかもしれませんが、実は未経験でフリーランスエンジニアを目指すよりも企業で実務経験を積んでおいたほうが効率的なケースも多いです。ただし、経験がないエンジニアがいきなり大手企業に採用されるのは難しいので、中堅企業あたりを狙って応募してみるとよいでしょう。

企業エンジニアとして働くことができれば、エンジニアとしての基礎スキルをしっかり身に付けることができますし、ある程度の人脈も作れます。エンジニアとしてのノウハウを身に付けてからフリーランスに転向すると、クライアントから評価される実績を最初からアピールできるので、仕事が受注しやすく挫折しにくいです。

フリーランスとして働く環境を整える

フリーランスとして働こうとしても、環境が整っていなければスムーズに仕事を受注できません。フリーランスとして働く環境をあらかじめ整えておくことで、プログラミング学習終了後や企業エンジニアからの転向がスムーズになります。具体的には仕事受注やクライアントとのやりとりのために、仕事用メールアドレスを取得することが挙げられます。オンラインで登録できるフリーメールアドレスなら、無料で手軽に利用できるでしょう。

また、仕事だけでなく事務処理や新しい言語への挑戦など、長時間パソコンに向き合うことを考えて、デスク回りやパソコンのスペックといった環境も整えておくとよいです。在宅で仕事をする場合は自宅が仕事場になるので、ダラダラした生活になりがちです。オンとオフをしっかり切り替えられるように、仕事専用部屋などを用意するのもよいでしょう。常駐型のフリーランスエンジニアを目指している場合であっても、自宅でスキルアップのための学習をできるような環境を整えておくことが望ましいです。

仕事を受注し収益を安定させる

フリーランスエンジニアとして実際に活動を開始したら、仕事の受注と収益の安定化が課題となります。課題解決のカギとなるのは、「企業がどのような人材を求めているのか」を見抜く感覚です。どれだけ、自分に素晴らしいスキルがあったとしても、企業が求めているニーズに合致していなくては、仕事の依頼が来ることはありません。企業が求めている人材をあらかじめチェックしてプラスになりそうなスキルや知識を身に付けることで、継続受注につながり収益が安定していきます。自分に合った仕事受注の方法を選んで積極的に営業していきましょう。

なお、フリーランスエンジニア同士のつながりがあれば仕事を紹介してもらったり、自分が苦手とする分野を他の人に紹介できたりするので便利です。勉強会や交流会に積極的に参加して、人脈を広げておくと後々役立つこともよくあります。

未経験でもフリーランスエンジニアの案件を探せる3つの方法

未経験でも仕事が受注できるかどうか不安を感じている人もいるでしょう。しかし、自分に合った仕事受注の方法を知っておけば収入は安定しやすいです。そこで、案件を探す方法を3つ紹介していきます。

1.案件紹介・求人サイトの利用

自分の希望する条件に合った仕事を見つけたい人には、案件紹介サイト・求人サイトの利用がおすすめです。サイトを利用するメリットは、自分で営業する必要がなくなることです。サイト上で条件にマッチする案件を紹介してくれるので、エンジニアとしての仕事に労力をそそぐことができます。豊富な案件数を抱えているサイトであればコンスタントに仕事を受注できるので、安定して稼げるでしょう。また、登録自体は無料であるというサイトも多いので、活用の有無にかかわらず登録だけしておくという方法もあります。ただし、後でトラブルになってはいけないので、未経験であることはクライアントへ事前に伝えておいたほうが無難です。

2.クラウドソーシングへの登録

得意分野を活かして仕事を受注したい場合には、クラウドソーシングを利用するとよいでしょう。クラウドソーシングとは、ネットワーク上でクライアントとフリーランスを結びつけるサービスのことです。クラウドソーシング運営会社を経由して、仕事の受注や報酬の支払いを受けるのが一般的で、サイトによっては利用料という名目で多少報酬が減ってしまうこともあります。ただし、スキルが高くなれば、クライアントからの評価も高くなり収入がアップすることもあるので、やりがいにつながりやすい点はメリットです。

エンジニアに限らず、ライターやデザイナーなど未経験からフリーランスとして働く人の多くはクラウドソーシングを利用しています。エンジニア以外の仕事でも稼げる可能性があるので、フリーランスなら一度は登録してみるとよいでしょう。

3.知人からの紹介・コミュニティを活用

求人サイトやクラウドソーシングと併用して、知人からの紹介で仕事を受注するのも一つの方法です。未経験で仕事を受注することに不安がある人は、知り合いに仕事を紹介してもらえば心理面での不安感を多少和らげることができるでしょう。実際にフリーランスエンジニアの仕事には、SNSや交流会で知り合った人からつながるケースは多いです。ただしコミュニティに参加したことがない人にとっては、一から人間関係を築く必要があるのでハードルが高い点はデメリットだといえます。年齢を重ねていくと知人からの紹介が減って仕事の数が少なくなる恐れもあるため、将来的に安定して案件を確保するためには人脈を広げておくことがポイントです。

案件紹介・求人サイトを利用するなら「案件ナビ」がおすすめ

フリーランスエンジニアとして仕事を受注するために、案件紹介サイトや求人サイトを利用するのは選択肢の一つです。しかし、案件紹介サイトや求人サイトは数多くあるため、どこを利用するか迷っている人もいるでしょう。フリーランスエンジニア向けの求人サイトとしておすすめなのは、「案件ナビ」です。案件ナビでは、常に2000件以上の案件があるうえ、非公開の案件も用意されています。高額優良案件の数が豊富にあるので、自分に合った仕事が見つけやすい点は大きなメリットです。また、専任のコーディネーターが付いてくれるのもメリットで、自身の希望を聞いたうえでサポートしてくれます。コーディネーターは仕事の紹介だけでなく、面談に向けたアドバイスやフォローまで行ってくれるため、フリーランスエンジニアとして働く大きな助けになってくれるでしょう。

しかも、会員登録は無料です。登録後はカウンセリングによってスキルや希望をしっかりヒアリングしてくれるうえ、クライアントとの交渉もコーディネーターが対応してくれます。そのため、エンジニアは仕事に集中でき、高収入を実現しやすい環境が整っているのも魅力です。専任コーディネーターは就業後の悩みや不安もしっかりサポートしてくれるため、未経験者でも安心して利用できます。

手順と仕事受注のコツがわかれば未経験でもフリーランスエンジニアになれる!

エンジニアに対する需要は高く、今後もフリーランスエンジニアの活躍の場は広がっていくでしょう。未経験者がフリーランスエンジニアを目指すのは簡単ではありません。しかし、手順と仕事受注のコツが分かれば、目指すことは十分に可能です。仕事の紹介や手厚いサポートが期待できる「案件ナビ」を活用して、フリーランスエンジニアとしての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


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