フリーランスエンジニアに必要な英語力は?英語学習のコツを紹介!

フリーランスエンジニアに必要な英語力は?英語学習のコツを紹介!

フリーランスエンジニアとして活躍する中で「これから先英語力は必要になるのか」と考えたことのある人は多いでしょう。グローバル化が進んでいる時代ですので、英語力について心配する人がいても不思議ではありません。

それではフリーランスエンジニアにはどの程度の英語力が求められるのでしょうか。必要な英語力と英語学習のコツを解説します。

フリーランスエンジニアに求められる英語力とは


具体的にフリーランスエンジニアにはどの程度の英語力が求められるのでしょうか。これはいくつかのレベルに分けられると考えられます。今回は筆者の経験を踏まえ、フリーランスエンジニアに求められる英語力をレベル分けしてご説明します。

英語のドキュメントを理解できるレベル

最低限は専門用語が含まれるドキュメントを理解できるレベルです。プログラミングの専門用語などは最低限身につけておくと良いでしょう。

プログラミングの最新情報などは海外で公開されるケースが大半です。特に英語で公開されるコメントが多く、最新のスキルを身につけるためには英語のドキュメントが読めなければなりません。これを理解できるかどうかです。

ドキュメントであれば、簡単な文法と単語が理解できていればある程度理解できます。単語はコピー&ペーストで検索ができますので、分からない単語が含まれていても簡単に解決できます。そもそも文章を翻訳するGoogle翻訳などのサービスがありますので、最低限の英語力だけでも文章は理解できます。

とはいえ、Google翻訳などの翻訳サービスは完璧ではありません。実際利用してみると、英語から日本語の翻訳で間違いが含まれている場合があります。そのような事実もありますので、翻訳された内容が正しいかどうか検証できるだけの英語力は必要です。

英語のドキュメントの理解については、翻訳サービスなどもあり最小限の英語力でも対応できます。そのため、フリーランスエンジニアは最低限このレベルの英語力は身につけておきましょう。

英語のドキュメントを作成できるレベル

ドキュメントを理解するだけではなく、英語のドキュメントが作成できるレベルです。文章を書く必要がありますので、単語だけではなくある程度は文法の理解が必要です。

文章を書くためには、文法だけではなく単語を覚えておく必要があります。専門用語を含めて知識を身につけておかなければなりません。ただ、単語は辞書を利用したりインターネットを利用したりすると簡単に検索できます。そのため、難しい専門用語については検索する前提でも良いでしょう。

ドキュメントにする文章の内容は様々考えられます。つまり、文章の内容によって、ドキュメント作成のレベルは変わってきます。簡単な文章を作成する場合もあれば、非常に複雑な文章を作成する場合もあるはずです。

例えば簡単な文章であれば、海外ベンダーとのメールでのやり取りが考えられます。比較的短い文章を中心として、定型文も交えながら文章作成ができると良いでしょう。比較的易しいレベルだと言えます。

中難易度の文章であれば、オフショア先への作業指示などが考えられます。メールのように短い文章ではなく、長い文章を作成するものです。専門用語などを交えながら、ミスのないように文章作成が必要です。

高難易度の文章であれば、英語で書かれた設計書などの納品物が考えられます。指示書などと同様に長い文章が求められ、なおかつ納品物ですので高いクオリティが求められます。文法間違いや誤字脱字があってはならないのです。

日本語から英語への翻訳は、Google翻訳などのサービスに頼れない部分があります。自分自身で英語力を身につけ、レベルアップしておく必要があるのです。

英語の説明を聞いて理解できるレベル

ドキュメントのリーディングやライティングができるようになり、ある程度のリスニングができるレベルです。ビジネスの場では直接会話したり説明を聞いたりする場がありますので、リスニングに関する英語力も必要です。

ただ、リスニングの英語力とはいえども、様々なレベルがあります。ここでは、相手の説明を聞いてある程度の要点を理解できるレベルを想定します。フリーランスエンジニアとして対応するべき仕事を英語で説明された場合を想定すると良いでしょう。

ネイティブが話す英語の説明を全て理解するには、相当の英語力が必要となります。全てを理解するのは現実的ではありませんので、まずは要点だけを理解できるようになりましょう。英語は抑揚がハッキリとしている言語ですので、強調されている部分を中心に聞き取るようにするのです。

ただ、強調されている単語だけを聞き取れば文章が理解できるわけではありません。全体は理解できなくとも、文章をある程度聞き取って文法を理解する必要があります。そのため、半分程度は聞き取れるだけの英語力が必要です。完璧に意味は理解できなくとも、半分聞き取れれば大まかな意味は理解できるようになってきます。

リスニングはライティングやリーディングとは異なり、Google翻訳のようなサービスでは英語力をカバーできません。字幕がなければ自分の耳で聞き取るしかないのです。しかも、ネイティブが発する英語はスピードが速く聞き取りに困難を極める場合があります。高い英語力が求められるようになると考えて良いでしょう。

海外のエンジニアと直接会話できるレベル

ライティングもリスニングも問題なくできて、加えて自分からスピーキングできるレベルです。英語を話すのは最も難しいと考えられていますので、このレベルまで達すると高い英語力を保有しているといえるでしょう。

スピーキングをするためには語彙力や文法の正しい理解が必要です。リスニングは多少不明点があろうとも知識で補完できる場合がありますが、スピーキングではそういうわけにはいきません。相手がどうにか理解してくれる可能性はありますが、基本的には自分が正しく話さなければならないのです。

そのように考えると、スピーキングができる段階になるには、そもそもある程度の英語力が必要です。いきなりスピーキングから練習するのは難しいと感じるでしょう。母国語の習得はリスニングとスピーキングが中心ですが、後から言語を学ぶ場合にはそうではないのです。

なお、語彙力や文法力があっても、海外のエンジニアと直接会話するのは難易度の高いものです。日頃から英語を発していないと、なかなか思うように口に出せないものなのです。頭では理解していても、口がついてこない状態になってしまいます。

特に海外のエンジニアは日本のエンジニアよりもしっかりと発言をする傾向にあります。議論が激しくなると早口での会話が繰り広げられてしまい、日本のフリーランスエンジニアでは話に入れないことがあります。海外のエンジニアと直接会話をするためには、それだけ高い英語力が必要です。

フリーランスエンジニアが英語力を高める3つのコツ


フリーランスエンジニアが英語力を高める方法やコツは多く考えられます。今回はそれらの中から、筆者がおすすめする方法を3種類ご紹介します。

毎日英語の文章に触れる

まずは毎日英語の文章に触れることが重要です。英語に限らず言語は日々触れていないと忘れてしまうものです。毎日触れるように心がけておきましょう。フリーランスエンジニアはドキュメントの理解から始めるべきですので、最初は文章に触れるのがコツです。海外のドキュメントを読み、最新のスキルを身に着けることを目標にしてみましょう。

ただ、文章に触れるとは言われても「どのような文章を読めば良いのか分からない」という人が多いはずです。そのような人は英語学習の書籍の利用がおすすめです。様々な出版社が英語学習の書籍を出版していますので、これらを活用して学習するのです。

学習する書籍を探し出すためには、英語のレベルをチェックするサービスの利用がおすすめです。例えば以下のサービスがあります。

簡易的なチェックですが、これらを利用すると自分のレベルを簡単に把握できます。そこで把握したレベルを踏まえて、どの書籍を購入するべきか判断しましょう。特にNHKテキストのサービスを利用すると、出版されている書籍の中からおすすめが表示されます。実際に書店などへ出向き、おすすめされた書籍が自分に適しているかを確認してみると良いでしょう。

なお、文章を読みながら英語力を高めるにあたり「ITの専門文書で無くても良いのか」との考えを持つ人はいるはずです。最初からITの文章を読むべきだと考えるのは不思議なことではありません。

しかし、専門的な用語が含まれる文章は「基本的な理解が定着してから」読むべきです。急いで読まなければならない理由がなければ、ある程度の英語力が身についてからにしましょう。一般的な文章を読めるようになってから、ITの専門文書を読むのがコツです。

ただ、「どうしても簡単なITの専門文書を読みながら英語力を高めたい」と考える人はいるでしょう。そのような人には「wikiHow(https://www.wikihow.com/)」がおすすめです。比較的簡単な英語でプログラミング言語の解説などがされていますので、理解しやすくなっています。なお、数多くの文章が公開されていますので、初心者向けのものをご紹介します。

  • How to Start Programming in Python
  • How to Learn the Basics of Programming

ディクテーションでリスニング力を高める

リーディングだけではなく、リスニングやライティングの英語力を高めたい場合にはディクテーションがおすすめです。あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、こちらは「聞き取った英語(リスニング)を書きとる(ライティング)もの」です。つまり、聞いた英語をメモに取るイメージです。

ディクテーションの便利なところは、英語の音声と文章のセットがあれば簡単に英語力を高められることです。専門の書籍を購入せずとも英語力を高められる勉強法です。

例えばディクテーションの教材として「英語の歌」「英語の映画やドラマ」などが挙げられます。音声と文章(字幕や歌詞)を手に入れられますので、ディクテーションした後の答え合わせができるのです。これらに限らず、日頃利用しているもので音声と文章が揃っていれば利用できます。

ただ、人によっては「手元にある音声では難しくて聞き取れない」との人がいるでしょう。そのような人は無料で利用できる「リスニングプラザ(https://www.listening-plaza.com/)」などのサイトを利用してみましょう。音声と文章がレベルごとに公開されていますので、ディクテーションを用いた英語力の向上が期待できます。

週1回はスピーキング力の練習をする

全てのフリーランスエンジニアにスピーキングが求められるわけではありません。ただ、スピーキングを含めた学習をすることが、英語力を高めるコツです。

基本的にスピーキングをするためには、ある程度のライティングができなければなりません。語彙力はもちろんのこと、文法力もなければスピーキングはできないのです。完全にスピーキングだけで英語力を高める学習方法もありますが、これはあまりおすすめできません。

スピーキングの練習方法はなかなか教材が見つからず難しいケースが多々あります。上記で英語学習の書籍を購入しているのであれば、それらの音源を利用してスピーキングの練習をすると良いでしょう。それ以外にもDMM.COMのグループ会社が経営する「iknow」と呼ばれる有料のアプリなどがあります。月額料金が発生しますが、多くの音源を利用できるものです。これらを利用してスピーキングの音源を手に入れるのも良いでしょう。

なお、リーディングやライティングとは異なり、スピーキングは「自分で正しいかどうかが判断しにくい」という問題があります。自分なりには正しく発音しているものの、ネイティブには伝わらない発音となっている可能性があるのです。

しかし、これはなかなか解決する方法がないのも事実です。海外の人など英語の堪能な人に聞いてもらうしかありませんので、基本的には自分なりに最大限見本を真似するようにして英語力を高めていきましょう。

まとめ

フリーランスエンジニアにも英語力は求められます。ただ、英語力にも様々なレベルがありますので、どの程度の英語力が必要になるのかは自分なりに考えておきましょう。

特に「英語を話す必要があるかどうか」は英語力を高めるにあたり重要な部分です。スピーキングは高い英語力が求められますので、どこまで英語力を高める必要があるのかの基準となるのです。

なお、英語力を高めるための方法は書籍を利用したりWebサイトを利用したりするものが中心です。フリーランスエンジニアとしての働き方にあった方法を選択しましょう。

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