フリーランスエンジニアで稼げる言語Top5!

フリーランスエンジニアで稼げる言語Top5!

フリーランスエンジニアは扱えるプログラミング言語によって収入が左右されます。収入が高くなりやすいプログラミング言語とそうではない言語があるのです。
収入の高いプログラミング言語は、需要によって年々変化しています。今回は2020年現在で稼ぎやすいプログラミング言語top5をご紹介します。

フリーランスエンジニアが稼げるプログラミング言語Top5


まずはフリーランスエンジニアが稼ぎやすいプログラミング言語Top5を紹介します。

ランキング1位:Python

Pythonはプログラミング言語の中でも最近特に需要が高まっているものです。人気のプログラミング言語ランキングでは常に上位にランクインしていて、現在、注目されているプログラミング言語のひとつです。
注目されているプログラミング言語であり需要も高いため、エンジニアの単価が高く設定される傾向にあります。例えば大手フリーランスエージェントでは「月額70万円から100万円程度」の案件が公開されています。特に日本ではまだPythonを扱えるエンジニアが少ないため、フリーランスエンジニアでPythonを扱えれば、高単価で稼ぐことが期待できます。
Pythonを扱うフリーランスエンジニアが活躍する場はさまざまです。基本的にはWeb系のプログラミング言語ですので、Webアプリケーションの開発に携わります。今まではPHPが主流でしたが、時代がPythonにシフトしていますので、Pythonでの開発が増えているのです。YouTubeのインフラなどもPythonで開発されていて、時代の流れを感じられるようになっています。
他にもPythonはAIの開発に利用できるプログラミング言語です。AIの開発には他のプログラミング言語も利用されていましたが、現在ではPythonでの開発が主流です。そのため、AIの開発スキルもあるフリーランスエンジニアは、非常に高単価で稼ぎやすい状況となっています。
Pythonは需要が高い割に、まだまだエンジニア数が少ない状況です。需要が高い今のうちにスキルを身につけておけば、高い単価で稼げるようになります。

ランキング2位:Java

Javaはプログラミング言語の中でも特に需要が高いものです。多くのシステム開発に利用されていますので、フリーランスエンジニアで多くの案件に参画したい人におすすめです。参画できる案件の数が多くなりますので、それだけ高単価で稼げる案件に出会える可能性が高まります。
根強く利用されている言語であり、案件の単価はほかのプログラミング言語よりも安定している傾向にあります。例えば大手フリーランスエージェントでは「月額60万円から95万円程度」の案件が公開されています。Javaは日本のみならず世界中で利用されエンジニアの数も多いですが、単価が崩壊することはなく一定の金額を稼げるプログラミング言語です。
Javaは多くのシステムを開発できますので、活躍の場は様々あります。組込みシステムなどJavaが活躍する分野もありますし、WebアプリケーションがJavaで開発される場合もあります。また、最近ではAndroidアプリがJavaで開発されていますので、これらに携わるフリーランスエンジニアもいます。Javaのプログラミングスキルを身に着けていれば、多くの分野で活躍して稼げるのです。
ただ、Javaのプログラミングは開発するものによって特徴があります。例えばJavaで組込みシステムを開発するのとAndroidアプリを開発するのとでは、求められるスキルが異なります。そのため、Javaのプログラミングスキルの中でも、自分が得意とする分野を持っておいたほうがより稼げるようになります。フリーランスの場合は高いスキルが求められますので、できるだけ何かに特化してスキルを身に着けておきましょう。

ランキング3位:PHP

PHPはWeb系のプログラミング言語の中でも特に利用されているものです。古くから利用されていることもあり、既存システムの改修などでも多くの案件があることが特徴です。「古いプログラミング言語」とのイメージがあるかもしれませんが、まだまだ現役で稼げるプログラミング言語のひとつです。
幅広いWebシステムで利用されていることから、案件数・単価も安定しています。例えば大手のフリーランスエージェントでは「月額55万円から80万円程度」の案件が公開されています。比較的単価の低い案件が存在するのは、PHPで開発されているシステムには小規模なものが含まれていることが背景にあるためです。比較的求められるスキルが低いため、案件の単価も低く設定されているのです。言い換えると、駆け出しのフリーランスエンジニアでもPHPが利用できれば、ある程度は稼げる可能性が高まります。
Web系のシステムはPythonで開発される時代になってきています。最新のシステムであればPythonでの案件が出ている場合もあるのです。ただ、まだまだPHPの案件が多い状態には違いがありません。今までにPHPの開発経験があるのであれば、その経験を活かしてフリーランスエンジニアでも稼げる環境です。PHPのプログラミングスキルがある場合は、それを活かすようにしてみましょう。
なお、今のところPHPはプログラミング言語として息が長いと考えられています。Pythonに切り替わっている状況とはいえども、すでにPHPで開発されているシステムは多数あります。これらが全てPythonに切り替わると考えるのは現実的ではなく、PHPのフリーランスエンジニアとして活躍することに抵抗を感じなくても良いでしょう。

ランキング4位:JavaScript

JavaScriptはWebサイトの開発などに幅広く利用されているものです。ユーザが利用するWebサイト画面の開発に利用されるのはもちろんのこと、サーバサイドの開発にもJavaScriptが利用されています。どちらの側面でも稼げるプログラミング言語のひとつです。
最近はWebサイトの見た目に力を入れる企業が増えています。「使いやすい画面デザイン」「スマホでも綺麗な画面デザイン」が重要視されていますので、それを実現するためにJavaScriptが求められています。そのような背景があることから、JavaScriptの案件は安定して公開されています。例えば大手のフリーランスエージェントでは「月額60万円から80万円程度」の案件が公開されています。人気の高まっているプログラミング言語ですので、その流れに沿って単価も安定して高い状態が続いています。
JavaScriptといえば、以前はWebサイトの画面を動的なものにすることが主な利用用途でした。これは現在も変わっておらず、WebサイトをよりリッチなものにするためにJavaScriptが利用されています。ただ、node.jsなどのようにサーバサイドで動作するJavaScriptも年々増えています。そのため、両方の側面からこの先も稼げるプログラミング言語となっています。

ランキング5位:GO

GOはJavaやRubyの代替として注目されているプログラミング言語です。Googleが開発している言語ということもあり、信頼性の高さから注目が集まっています。また「これから進化するプログラミング言語」として期待されているものでもあります。
基本的にはJavaやRubyの代替言語ですので、様々なシステム開発に利用できます。まだまだ求人数は少ないですが、大規模システム開発にも利用でき高額な案件があることが特徴です。例えば大手のフリーランスエージェントでは「月額60万円から90万円程度」の案件が公開されています。まだまだGOを適切に扱えるエンジニアが少ないため、フリーランスエンジニア向けの相場は高くなっています。GOのプログラミングができれば、フリーランスエンジニアとして活躍できる可能性があります。
様々なシステムが開発可能ですが、まだまだ広がっている途中のプログラミング言語です。そのため「自分の得意なシステム開発をしたい」との要望は叶えられない可能性があります。例えば基幹システムを開発したいと考えていても、業務システムの開発案件しかないかもしれません。その点さえ許容できれば、高単価でしっかりと稼げるプログラミング言語です。

フリーランスエンジニアがさらに効率よく稼ぐポイント


上記でご紹介したプログラミング言語を扱えれば、フリーランスエンジニアとして稼げる可能性が高まります。それに加えて、他のスキルを身につければさらに稼ぎやすくなりますので、その点を解説します。

フレームワークも使いこなす

フレームワークを使いこなせるようになると稼げる可能性が高まります。特に「Java」「Python」「JavaScript」は有名なフレームワークがありますので、これらの取得が理想的です。
基本的にフレームワークは開発を簡略化するためのものです。つまり、フレームワークが利用できなくても、プログラミング言語のスキルさえあれば開発はできます。
しかし、実際の開発現場では、工数削減のためにフレームワークが利用されるケースが多々あります。フレームワークのスキルがなければ、フリーランスエンジニアとして参画できない場合もあるぐらいです。
そのような事実を踏まえると、フレームワークのスキルは稼げるかどうかを大きく左右すると言えます。得意なプログラミング言語に合わせて、主要なフレームワークを身につけておきましょう。

上流工程にも対応する

上流工程にも対応できるようになると良いでしょう。つまり、プログラミングだけではなく「要件定義」「基本設計」ができることが理想的です。これらの工程に対応できると、活躍の幅が一気に広がります。
特に要件定義や基本設計は、システム開発の要となる部分です。ここで誤った設計をしてしまうと、トラブルとなりプロジェクトが失敗してしまう可能性が高まるのです。そのような重要な工程に対応できればエンジニアとしての価値が高まり、結果的にフリーランスエンジニアとして稼ぎやすくなります。
なお、フリーランスエンジニアとしてプログラミングをしながら、これらの経験を積むのは難しいものです。そのため実務が積めないのであれば、資格取得をするなどして知識を深めておきましょう。また、フリーランスへ転身する前に、これらの経験を積み一定のスキルを持っておくこともおすすめです。

大規模案件の開発経験を持つ

大規模案件の開発経験があれば、収入アップへのアドバンテージになります。大規模案件の定義は曖昧ですが、数千万円規模のシステム開発をイメージすると良いでしょう。
一般的にシステムの開発は、規模が大きくなるほど難しくなります。大規模なシステム開発は一定の経験やスキルがなければ対応できないのです。そのため、フリーランスエンジニアは、人気の高いプログラミング言語の中規模案件を受注する傾向にあります。
ただ、大規模なシステム開発に関する案件も存在しています。経験とスキルがありこのような案件に参画できれば、フリーランスエンジニアとして高単価かつ長期的に稼げる可能性が高まります。

フリーランスエンジニアなら需要の減った言語には見切りをつけてもよい

フリーランスエンジニアとして稼ぎたいのであれば、需要の減ったプログラミング言語のスキルは切り捨てても良いでしょう。そのようなプログラミング言語のスキルアップには時間をかけず、稼げるプログラミング言語のスキルアップに時間をかけるべきです。
会社員とは異なり、フリーランスは自分で案件を選択できます。つまり、稼ぎたいのであれば、わざわざ需要が少なく単価の低い案件を選択しなくて良いのです。高単価の案件をなるべく選択するようにしましょう。
案件をそのような方針で獲得するのであれば、需要の少ないプログラミング言語は見切りをつけて良いでしょう。人間が覚えられる知識量には限界がありますので、不要なことは忘れて効率よく知識を身に着けるようにするのです。

まとめ

フリーランスエンジニアが稼ぎやすいプログラミング言語をご紹介しました。現場で働いている人であれば、ご紹介したプログラミング言語は「需要が高い」と肌で感じているでしょう。
需要の高いプログラミング言語とそうではないプログラミング言語では、年収が百万円単位で異なる可能性があります。同じ時間働いていても稼げる金額には大きな差が生まれるのです。
フリーランスエンジニアはある程度効率よく稼げるのが理想的です。それを実現するために、効率よく稼げるプログラミング言語を習得しましょう。

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