フリーランスは子供を保育園に入園させられる?申請の方法・必要書類や保活のポイントを解説!

フリーランスは子供を保育園に入園させられる?申請の方法・必要書類や保活のポイントを解説!

「待機児童」が問題となって久しい現在、フリーランスとして働く方には「子供を保育園に入園させられるの?」と不安を抱える方もいるでしょう。本コラムでは、フリーランスは子供を保育園に入園させられるかの疑問に答え、又、入園申請の方法・必要書類や保活のポイントを紹介します。

一般的なイメージとして「フリーランスは保育園を利用できない」というものがあるようですが、実際にはフリーランスでも入園はさせられます。ただ、入園させるにあたり注意点やポイントがありますので、それについて今回は解説します。

フリーランスはやや子どもを保育園に入れにくい?

結論的にはフリーランスでも保育園に入園させられます。申し込みをして毎月の月謝を支払っていれば、会社員と同じ扱いを受けられます。

ただ、会社員と比較するとやや子供を保育園に入れにくい状況ではあります。まずはフリーランスを取り巻く幼稚園の環境が、どのようなものであるのかについて解説します。

実態としては会社員がやや優遇されている

フリーランスでも基準を満たして審査に通過できれば、子供を幼稚園に入園させられます。表向きは間違いなくそうなのですが、実態としてはやや会社員が優遇されている状況です。世の中のイメージとして「会社員の方が大変」というものが少なからずあるのでしょう。

そのような状況ですので、フリーランスが幼稚園に入園させる方がやや不利ではあります。まずはこのような事実について認識しておくと良いでしょう。

ただ、フリーランスだからといって、幼稚園に入園させられない訳ではありません。この点は勘違いしてはいけません。「フリーランスだから保育園は諦めなければならない」との認識は、本コラムを境に改めてゆきましょう。

居住地域によって方針が異なる

国としてある程度共通の方針はありますが、細かな方針については市町村などに任せられています。そのため、どこの市町村に住んでいてどこの保育園を利用するかによって、少しずつ対応方針が異なります。

例えば人口が密集している地域の場合、幼稚園への入園希望者が多くフリーランスの扱いが会社員と少し異なる可能性があります。逆に人口があまり密集しておらず幼稚園への入園希望者とのバランスが取れている場合は、フリーランスも会社員と扱いが同じ可能性があります。

具体的にどのようなルールとなっているかは、市町村などが公開している情報で把握できます。幼稚園への入園は点数によって順位付けされますので、どのようなルールで点数を付けられるのか確認できるのです。自分の居住地域の特徴を確認して、それに合わせて対策をしていく必要があります。

フリーランスの保育園申請に関する3ステップ


フリーランスが保育園への入園を申請するにあたり、やるべきことは3ステップに分かれます。居住地域を問わずほぼ同じ段取りとなっていますので、どのような段取りであるのか確認していきましょう。

ステップ1:入園審査について理解する

最初に理解しておいてもらいたいのは保育園の入園審査についてです。先程も説明しましたが、保育園の入園には審査があり、この審査でフリーランスと会社員では少々扱いが異なります。

基本的に審査は、申請内容をもとに点数付けをして、点数の高い人ほど優先的に入園させるものです。点数制と呼ばれるものであり、どこの自治体で幼稚園を探す場合でも同じやり方だと考えておきましょう。

やり方はどこの自治体でも点数制ですが、点数配分はそれぞれ異なっています。そのため点数配分については、自治体が公開している情報を手に入れて、事前に確認する必要があります。自治体のホームページなどからダウンロードしたり閲覧したりできますので、点数配分表と呼ばれるものを事前に確認しておきましょう。ここでどのような配点になっているかを踏まえ、フリーランスは幼稚園入園への対策をしていきます。

自治体によって点数配分が異なりますので、居住地域によって対策内容は異なります。後ほど対策内容についてご説明しますが、審査の仕組みを理解して「自分は何をしなければならないのか」を必ず考えるようにしてください。

ステップ2:必要書類を用意する

審査の仕組みについて理解した後は、実際に申請をしていきます。申請にあたり様々な書類を用意しなければなりませんので、まずはこれらの用意をしましょう。

具体的に必要な書類は様々ありますので、細かい内容については後ほどご説明します。ここで理解しておいてもらいたいのは、専用の書式に記載するだけではなく、必要に応じて自分で作成が必要であることです。

入園の申込書など特定の書式に書くものもありますが、特定の書式はなく自分で書式を考えて作らなければならないものもあります。この書類作成に時間を要してしまいますので、申請までのステップとして頭に留めておきましょう。

ステップ3:書類を提出し入園審査を受ける

必要な書類の作成が完了すれば、書類を提出して入園審査を受けます。書類は各自治体に提出しますので、どの窓口が受付してくれているのかホームページなどで確認しておきましょう。

なお、書類の提出は直接と郵送の2つの方法があります。現在は新型コロナウイルスの影響もあり郵送がおすすめされていますが、できるだけ直接出した方が良いでしょう。直接出すのであれば時間外のポストに入れるのではなく、対面での提出がおすすめです。

なぜなら対面で提出をしておけば、書類の不備や質問などにそのままで対応できます。フリーランスの場合は必要書類の不足が指摘されたり、記入内容について質問されたりする場合が多々あります。後から電話で対応したり改めて窓口へ出向いたりするのは手間ですので、最初から一回で済むように段取りをしておきましょう。

注意点として、配偶者などに代理で提出してもらう際は、質問に答えられるようにしておく必要があります。直接提出しに行くメリットは「不備や質問にその場で対応できる」ということですので、このメリットを生み出せない人が代理で提出に行くのはあまり望ましくありません。

フリーランスが保育園の申請で求められる3つの書類


先ほどフリーランスは保育園の申請で書類を用意しなければならないとご説明しました。以下では具体的に用意しなければならない書類をご紹介します。

労働状況申告書

一般的に労働状況申告書と呼ばれる書類を提出しなければなりません。これは各自治体が専用のフォーマットを用意していますので、ダウンロードして印刷したり役所に設置されているものを手に入れたりして利用します。

これはフリーランスや個人事業主など、会社から労働証明を得られない場合に提出するものです。会社員の場合は会社が発行してくれるものを提出するだけですが、フリーランスの場合は自分で作らなければなりません。

記述しなければならない内容は自治体によって少々異なります。基本的には事業に関する内容を中心に、事業の運営状況や子供の同伴状況などを確認されます。また、就業場所を確認されたり、一週間あたりの就労状況を確認されたりします。

その他にも収入状況や所得税の申告状況についても確認されます。これらは確定申告書など別の書類と組み合わせて提出をしなければならない場合があります。証明書類と数値に差異があるとトラブルになりますので、申告内容を確認して正しく申請しなければなりません。

また、子供を現在どのように世話しているかどうかも確認されます。知人に預けている場合や施設に預けている場合、又、預けずに就労時間中に保育をしている場合も考えられます。誰に預けているのか、どの程度自分で世話しているのかを申告しなければなりません。

就労実績表

就労実績表を自分で作成して提出する人もいます。労働状況申告書に実績表が含まれている場合もありますが、そうではない場合は自分で作成が必要です。

こちらは直近3ヶ月間や6ヶ月間の労働状況を示すものです。細かい仕事内容を記載したり1日あたりの拘束時間を記載したりして、どの程度仕事に拘束されているのかを伝えます。保育園の審査では「仕事で拘束されるため保育の時間が取れない」ということの証明が重要となりますので、これを証明するための書類を作成するのです。

自分で書類を作成する場合は、ネットなどで公開されているテンプレートを利用するとよいでしょう。自分で一から作る方法もありますが、手間がかかりますのであまりおすすめできません。

開業届の控え

開業届の控えが必要となる場合があります。必ずしも必要となるわけではありませんが、必要書類として用意しておくと良いでしょう。

保育園の審査を受けるにあたり「本当にフリーランスとして働いているのか」を確認される場合があります。どの程度力を入れて仕事をしているのか確認される場合があり、難しいですが仕事に対する入れ込み具合を示さなければならないのです。

そのような時の証明の一つとして、開業届は役に立ちます。開業届を出し個人事業主として力を入れて働いていると証明できれば、それが保育園の審査に有利となるのです。

ただ、実際に開業届を出している人でも、控えを持っていない人が多いです。提出した時は控えがいると考えていないケースが大半ですので、皆さんも持っていないのではないでしょうか。

自分の手元にない場合、提出した税務署に控えの再発行をしてもらわなければなりません。「保有個人情報開示請求手続き」と呼ばれるものがありますので、この手続きをして開業届を手元に用意しておきます。

なお、手続きには本人確認書類と手数料300円が必要です。開示には30日以上必要となるケースがありますので、余裕をもって申し込みしましょう。

フリーランスが保活をする際のポイント3つ

フリーランスが保活をするにあたり意識したいポイントを3つ解説します。

就労実績を客観的に証明する

労働実績を客観的に証明できるようにしましょう。フリーランスは一人で働いている場合も多いと思いますが、打ち合わせなどを設け働いている実績を作っておくことも重要です。

特に保育園の審査は点数制ですので、拘束時間が長いと証明できた方が有利です。会社員と同じように毎週40時間以上の拘束があると判断されれば、審査に通過しやすくなると考えられます。

ただ、自己申告だけでは労働時間と認められない場合があります。確認された際に、客観的な証拠で証明できるようにしておきましょう。

認可外保育園を利用する

一旦は認可外保育施設を利用する方法も考えましょう。認可外の保育施設を利用しなければならないぐらい、保育をしてもらわなければならないとのアピールになります。

自治体にもよりますが、認可外保育施設を利用していると、認可保育施設への切り替えを優先してもらえる場合があります。1年間認可外保育施設を利用していたため、優先的に認可保育施設を案内してもらえる可能性があるのです。

これは全ての自治体に取り入れられているわけではありません。点数表を確認してみると記載があるはずですので、有利になる場合はこちらの方法も考えましょう。

0歳児クラスへ入園しておく

保育園は1歳児クラスに人気が集まる傾向があります。そのため0歳児クラスに申し込みをしておき、保育園を押さえておく方法はあります。

もちろん0歳児から保育園に通わせることにはメリットもデメリットもあります。1年余分に費用が発生しますし、0歳児の子は自分で面倒をみたいと考える人はいるでしょう。

ただ、一才児からの入園は激戦になることを踏まえると、先手を打つのは悪くありません。入園しやすい事実とその他の課題を天秤にかけて判断するようにしましょう。

まとめ

フリーランスでも保育園に入園させることは可能です。ただ、比較的会社員が優遇されている状況ですので、入園のために多少は対策しなければなりません。

また、フリーランスが入園の申し込みをする場合、勤務証明書などを自分で作成する必要があります。また、開業届を用意しなければならない場合もあり、書類の作成には時間がかかってしまいます。

そのため、可能な限り時間に余裕を持って申し込みする必要があります。申し込み期限から逆算をして、遅れないように段取りしていきましょう。

なお、認可保育施設が利用できない場合は、まず認可外保育施設を利用する選択肢があります。費用はかかってしまいますが、様々なアプローチで保育園の入園を目指していきましょう。

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