Office系の資格|MOS資格ランキングTOP7!

Office系の資格|MOS資格ランキングTOP7!

MicrosoftはOfficeと呼ばれるソフトウェアのシリーズを提供しています。多くの企業や個人で利用されているソフトウェアですので、もはや知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。仕事をするにあたり必須とも言えるソフトウェアになっています。

このOfficeには、Microsoft公式の認定資格が存在しています。この認定資格を取得しておくと、Officeのスキルを証明できるなど、仕事を有利に進めやすくなります。今回は認定資格の概要を簡単にご説明し、該当する資格の中でもおすすめのものをランキング形式でご紹介します。

Office系の資格(MOS)とは

Office系の資格は正式名称を「MicrosoftOfficeSpecialist」と呼びます。これらの頭文字を取って「MOS」と省略されるケースも多々あります。まずはこちらの資格の概要とメリットを簡単にご説明しておきます。

MOSの概要

MicrosoftOfficeSpecialist(MOS)は各Office製品のスキルを証明するために設けられている資格です。Microsoftが公式に実施している資格となっていますので、資格としての認知度や信頼度が高い特徴があります。

また、資格で問われる内容は実践的なものが多く「資格勉強=スキルアップへの勉強」との状況を生み出せます。資格に合格できるほどの知識を身につければ、必然的に業務スキルも高まると考えられるのです。

さらに、MOSは世界的に実施されている資格ですので、日本以外でも役立つ可能性があります。グローバルに活躍したいと考えている人は、MOSを取得しておくと海外でも活躍できるかもしれません。

MOSを取得するメリット

MOSを取得するメリットはいくつもあると考えられます。意識しておきたいメリットは以下のとおりです。

  • Officeの高いスキルを証明できる
  • 実業務のスキルアップが図れる
  • 世界中で評価される

スキルの証明ができる点と、実際に高いレベルのスキルを身に付けられる点が大きなメリットです。これらのメリットがあるからこそ、MOSは支持されているOffice系の資格だとも言えます。

MOS資格ランキングTOP7


MOSの概要やメリットについて簡単にご説明しました。続いては実際にMOS資格をランキングでご紹介します。

ランキング1位:Word365&2019

Office製品の中でも特に利用する機会の多いWordに関する基本的な資格です。バージョンはO365や2019を対象としているもので、Wordの中でも最新のスキルが求められます。

試験の制限時間は50分となっていて、短時間でWordの基本操作ができるかどうかを確認されます。具体的な出題範囲には「文書の管理」「書式設定」「表やリストの挿入・管理」「参照設定」「グラフィックの挿入」「共同作業」などが公式サイトでは挙げられています。

試験と聞くと難しく感じるかもしれませんが、Word365&2019で求められるスキルは簡単なものです。日頃からWordを利用する機会がある人ならば、特別試験勉強をしなくても対応できる可能性は十分にあります。どのような問題が出題されるかだけ確認しておくと良いでしょう。

内容は基本的ではあるものの、MOSを取得しているかどうかは周りからの評価に大きな差があります。まずは利用用途の多いWordの最新資格がランキング入りしています。

ランキング2位:Word365&2019エキスパート

ランキング2位はランキング1位のWord365&2019の上位資格に該当するものです。求められる内容がより高度なものとなり、Word365&2019でハイレベルな資料などを作成できると証明できます。

ハイレベルな内容が求められるようにはなりますが、こちらも試験の制限時間は50分となっています。基本的な内容は理解できている前提で、ハイレベルな部分だけが問われると考えてよいでしょう。具体的にハイレベルな部分の出題範囲には「文章オプションと設定の管理」「高度な編集機能や書式設定機能の利用」「ユーザー設定のドキュメント要素の作成」などが公式サイトでは挙げられています。

編集機能や書式設定については、実際にWordを利用する中で設定する機会も多いものです。そのため、試験のために勉強をしなくても、実務などを通じてなんとなく理解できている人は多いでしょう。試験問題の例題などを見ても回答できる人が多いはずです。

しかし、文章オプションの設定やマクロの挿入、差し込み印刷など日頃のWord利用ではあまり活用する機会がない機能も問われています。これらの機能については学習しておかなければ難易度が高いですが、受験に合格できるほどのスキルを身につけておけば、実務で周りに差をつけられるようになります。

ランキング3位:Excel365&2019

ランキング3位はWordと同様に実務で利用する機会の多いExcelに関する資格です。WordもExcelも実務で利用する機会が多いですが、今回はWordのほうが利用する機会が多いと判断し、Excelをランキング3位としています。

試験時間は50分となっていてExcelの基本的な知識が求められます。Excelは表計算のソフトウェアですので、表を利用して様々な計算ができるかどうかが問われるものです。日頃からExcelを利用している人であれば、Excel365&2019の取得は難しくないでしょう。

ただ、Excelは多くの機能がありますので、使いこなせているようで使いこなせていない人は多くいます。出題範囲には「ワークシートやブックの管理」「セルやセル範囲のデータの管理」「テーブルとテーブルのデータの管理」「数式や関数を使用した演算の実行」「グラフの管理」などが挙げられているので、不安を感じる人は居るはずです。

特にデータの加工に関する部分やグラフの詳細設定については利用した経験がなく、難しく感じる人がいるでしょう。とはいえ、ここで問われるExcelの知識は基本的なものに違いありません。資格勉強を通じてスキルを身につけておけば、自分を高められるのです。

ランキング4位:Excel365&2019エキスパート

ランキング4位はExcel365&2019の上位に位置する資格です。Excel365&2019でも基本的ではあるものの慣れない操作が出題されますが、Excel365&2019エキスパートになるとさらに難易度の高い操作が出題されます。

出題範囲は幅広くなるものの、同じく試験時間は50分に設定されています。基本的な内容はExcel365&2019の出題範囲となっていますので、Excel365&2019エキスパートではハイレベルな部分に限られているのです。具体的には「ブックのオプションと設定の管理」「データの管理、書式設定」「高度な機能を使用した数式およびマクロの作成」「高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理」が挙げられています。

Excel365&2019エキスパートはExcelのハイレベルなスキルが求められますので、MOSの中でも難易度は高めです。特にマクロの作成や高度なピボットテーブルの作成は苦手意識を持つ人も多いですので、しっかりと試験の対策が必要です。また、データ分析などあまり利用しないであろう機能も出題されています。

ハイレベルなスキルは必要ですが、ランキング上位に入る程度には役立つ資格です。Excelは多くの資料作成に利用されますので、資格の取得でスキルアップを目指すと良いでしょう。

ランキング5位:PowerPoint365&2019

ランキング5位にはPowerPointの資格が入ります。PowerPointの資格はエキスパートレベルがなく一般レベルのみですので、こちらの資格を取得していればPowerPointに関する全般的なスキルの証明が可能です。

ひとつの資格に集約されていますので、PowerPointの出題範囲は広くなっています。基本的な事項は全て問われていると考えて良いでしょう。具体的な出題範囲は「プレゼンテーションの管理」「スライドの管理」「テキスト、図形、画像の挿入と書式設定」「表、グラフ、SmartArt、3Dモデル、メディアの挿入」「画面切り替えやアニメーションの適用」が挙げられています。

基本的な操作については、日頃からPowerPointを利用していれば理解できるものです。利用したことが無い操作が出題されていると感じる人は少ないはずです。ビジネスの場ではアニメーションをあまり利用しない人はいますが、利用した経験がない人は居ないでしょう。

ただ、PowerPointの試験で求められるのは、大雑把な理解ではなく詳細な理解です。グラフやSmartArtの種類によっては利用した経験が無い人も多いはずです。そのようなものに対しても、PowerPointの資格を取得するためには理解しておかなければなりません。

ランキング6位:Access365&2019エキスパート

ランキング6位はデータベースなどを操作するためのAccessに関する資格です。データベースを操作しない人は利用する機会がありませんので、Accessの存在を知らない人は居るでしょう。知名度の低さも踏まえてランキングは下位に設定しています。

データベースに関するソフトウェアですので「Accessは難しそう」とのイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、データベースを操作するソフトウェアの中ではAccessは基本的な機能を持ち、試験でも基本的な内容が問われています。出題範囲は「データベースの管理」「テーブルの作成と変更」「クエリの作成と変更」「レイアウトビューを使ったフォームの変更」「レイアウトビューを使ったレポートの変更」とされていますので、特別難しい内容が問われてはいません。

とはいえ、ランキング下位に位置しているとおり、Accessは幅広く支持されているソフトウェアではありません。必要とする人だけが利用するもので、それが故にエキスパートレベルしか用意されていないのです。知らない人からすると難しく感じるMOS試験ではありますが、日頃からデータベースを利用する人には容易なMOS試験なのです。

ランキング7位:Outlook 365&2019

ランキング7位はOutlookに関する資格です。MOSの中にOutlookが含まれていることはあまり知られていませんし、そもそもOutlookの資格があることもあまり知られていません。Outlookは最低限のメール送信にしか利用していない人が多く、ランキングも下位に位置する資格なのです。

ランキング下位には位置していますが、MOSに含まれる資格ですので、内容を知っておいて損はありません。出題範囲は「Outlook環境の管理」「メッセージの管理」「スケジュールの管理」「連絡先とタスクの管理」が挙げられています。日頃からOutlookを利用している人であれば、どの機能も利用した経験があるでしょう。

ただ、出題範囲からも理解できるとおり、Outlookの資格を取得しても証明できるスキルは限られています。そもそも一般レベルの資格しか用意されていませんので、Outlookに関する特別なスキルを証明できるわけではありません。そのため、ランキングは下位ですしMOS資格の中でも必要に迫られなければ取得の優先順位を下げても良いでしょう。

まとめ

MOSを取得しておけば、Officeに関する高いスキルを証明できます。Officeはビジネスの場では切っても切り離せないものですので、スキルを持っておくに越したことはありません。

資格はソフトウェアやバージョンごとにそれぞれ取得します。Officeは企業によって導入しているバージョンが異なるケースが多々ありますので、できれば適切なものを取得しましょう。

ただ、最近はクラウド環境で利用できるO365の利用が増えてきています。そのため取得する資格に悩んでいるのであれば、こちらのバージョンでの取得をおすすめします。

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admin