【子持ちフリーランス必見】最新保育サービスをご紹介!

【子持ちフリーランス必見】最新保育サービスをご紹介!

子持ちでフリーランスになると課題になりやすいのは「お子さんをどこで見てもらうか」でしょう。在宅勤務できる場合は良いですが、すべてのフリーランスが在宅勤務できるだけではなく、預けざるを得ない場合があります。

基本的に何かしらの保育サービスを利用する必要があり、その内容は様々です。今回は子持ちのフリーランスが利用できる最新の保育サービスをご紹介します。

子持ちのフリーランスが置かれている状況

最初に子持ちのフリーランスはどのような状況に置かれやすいのか理解しておきましょう。

預け先が課題になりやすい

多くの場合、子持ちのフリーランスは預け先が課題になっています。自分達だけで働きながらお子さんの面倒を見るのは難しく、外部に頼らざるを得ません。様々なものがある保育サービスの中から選択する必要があります。

中には、お子さんの預け先が課題になってしまい、フリーランスとして働くことをやめたり諦めたりする方もいます。思い切ってフリーランスになったにも関わらず、環境が影響して挫折するのは理想的ではありません。

言い換えると、預け先さえ見つかれば、フリーランスとして活躍できる方は多く見受けられます。この後ご説明する保育サービスを参考に、お子さんを預けた働き方を検討してみてください。

休職期間は1ヶ月程度

フリーランスでも、お子さんが産まれたタイミングで休職する方は多く見られますが、休職期間は1ヶ月程度と短いです。中長期的に休むと案件を獲得しにくくなることから、準備など必要最低限の期間のみ休む方が多いのです。

このような期間の相場を踏まえると、選択する保育サービスを選択は休職前に検討しなければなりません。お子さんが生まれてから保育サービスを検討していると、休職期間が長くなってしまう可能性があるからです。保育サービスが見つからなければ、ずるずると休職期間が長くなってしまいます。

なお、生まれてすぐのタイミングでなければ、計画的にサービスを探すと良いでしょう。時間的な余裕があるうちに保育サービスを探し、申し込めばよいのです。

フリーランスが利用できる最新保育サービス


続いては、具体的にフリーランスが申し込みできる保育サービスをご紹介します。

保育園(保育所)

保育園は、保護者が仕事や病気などの場合に0歳から就学前までのお子さんを預かる施設です。国が定めた基準をクリアして認可された保育園を「認可保育所」と呼び、そうではない保育園を認可外保育所と呼びます。

保育園は多くの場合、延長保育を行っています。延長保育は、標準で契約した時間以降も保育を行ってくれるサービスです。フリーランスでクライアント先などに訪問する仕事ならば、延長保育は利便性が高いでしょう。追加保育には追加料金が必要ですが、緊急時の障害対応時のお子さんの預け先として、万が一に備えられます。

ただし、保育園の数はエリアによって大きく異なり、待機児童となってしまうかもしれません。エリアごとに保育園へ入園する優先順位が決められているため、スムーズな入園が難しい場合があります

幼稚園

年齢によっては幼稚園に預けるという選択肢もあります。幼稚園は学校教育法に基づき、3歳から就学前までのお子さんしか利用できないため、保育園に完全に置き換わる施設ではありません。

幼稚園は学校教育法に基づいていることから、幼稚園は教育を中心としています。基本的には1日4時間の教育があり、土日は休みで春休みや夏休みなどもあります。授業時間が短い小学校というイメージを持つと良いでしょう。

フリーランスがお子さんの預け先として幼稚園を選ぶ場合に意識すべきは、1日4時間の教育が中心であることです。フリーランスは概ね8時間程度働いていると考えられるため、幼稚園の教育だけではお子さんの保育時間が不足してしまいます。仕事中に送り迎えをする必要があり、結果として負担が増えてしまう可能性もあるのです。

幼稚園の中には、教育時間が終わってからもお子さんを預かったり休みの日も預かったりするサービスを提供している場合があります。ただし、標準的な教育だけを提供している幼稚園も多々あり、仕事中、完全に手を離せるとは限りません。

認定こども園

認定こども園は幼稚園や保育園などの施設のうち、子育て支援を行う機能を有したものを指します。都道府県知事から認定されるための要件があり、一般的な幼稚園や保育園とは少々異なります。

施設や提供されるサービスに違いがあり、お子さんの保育料にも違いがあります。認定こども園は都道府県知事から認定されていることもあり、保護者の所得などに応じて保育料が決定されます。市区町村ごとに金額が定められており、比較的安価に利用できることが特徴です。

認定こども園には保育園をベースとするものと幼稚園をベースとするものがあります。どちらのタイプであるかによって提供サービスに違いがあるため、注意が必要です。上記でも触れた通り、保育が中心か、教育が中心かといった違いがあります

地域型保育

市区町村から認可を受けた施設として、地域型保育と呼ばれるものがあります。利用定員6人から19人までの小規模な施設で、利用できるのは0歳から3歳未満のお子さんです。

上記の制限からも理解できる通り、少人数であるためきめ細やかな保育を行えます。保育園や幼稚園は人数が多いケースが多々ありますが、地域型保育は上限があるためそのような状況になりません。安心してお子さんを預けられる制度なのです。

また、家庭的保育と呼ばれるものもあり、自宅などに出向いて少人数の保育を実施するものもあります。ベビーシッターに近いものがありますが、友人同士などをまとめて見てもらうことも可能です。

事業所内の託児室

近年は様々な企業で、事業所内に託児所を設けるケースが見受けられます。社員のみならず関連する従業員も利用できる企業があり、フリーランスでも利用できる場合があるのです。

企業内の託児所であれば、クライアント先へ一緒に出社し、仕事が終わるまで保育してもらえます必要に応じてお子さんの状況を伺うことも可能であり、安心感のある保育サービスです。延長保育などの申し込みも行いやすい環境が整っています。

課題としては、クライアント先に託児所があるとは限らないことです。最近は設置されている企業が増えましたが、それでもすべての企業というわけではありません。ピンポイントに託児所があるかどうかが最大の課題です。

ベビーシッター

基本的には自宅で保育をしてくれるサービスです。資格の保有者がベビーシッターをしていることもありますが、資格がなくてもベビーシッターとして働くことは可能です。そのため、プロ以外がベビーシッターとして活躍している場合もあるようです。

ベビーシッターの最大のメリットは、基本的にマンツーマンで面倒を見てもらえることです。自宅に複数のお子さんがいる場合はそれぞれを見てもらうことになりますが、そうでなければマンツーマンの対応を依頼できます。保育園や幼稚園などではマンツーマンの対応が不可能であるため、丁寧に見てもらえる点でも安心できるのです。

懸念点としては、ベビーシッターに保育を任せることで、保護者の言うことを聞かなくなる場合があります。幼いお子さんをベビーシッターに預けると、両親を保護者と認識してくれなくなることがあるのです。安心して面倒を見てもらえる側面はありますが、「大事な時期に保護者以外が常に側にいることになる」という点は考慮した方がよいでしょう。

民間の保育施設

多数存在する民間の保育施設も選択肢に上がります。ここでの民間の施設とは、ベビーホテルや企業が営利目的で設置している保育施設を指します。

このような施設は法律で厳しく縛られないため、多種多様なサービスを提供することが可能です。例えば、保育するだけではなく、英会話を指導する施設が存在します。また、運動に力を入れるため、施設が広かったり運動器具が設置されたりしている場合もあります。

民間の保育施設は自由である反面、競合他社が多く差別化が求められています。そのような背景から、独自性のある施設が多くあり、「+‪α‬」の保育が期待できるのです。‬‬

もちろん、民間の保育施設でも信頼感の高い一般的な保育に特化しているものもあります。ニーズに合わせて様々な施設が存在するため、どのようなものがあるのか一度調べてみるとよいでしょう。

関連記事:フリーランスは子供を保育園に入園させられる?申請の方法・必要書類や保活のポイントを解説!

フリーランスが保育サービスを選択する際のポイント


ご説明した通り、保育サービスにはいくつもの種類があります。この中から選択する際のポイントについて解説します。

待機児童にならないかどうか

保育園を利用しようと考えているならば、待機児童にならないかどうかを確認しましょう。保育園に入園するための条件を満たさないと預けられません。

特に、認可されている保育園を利用する場合は、市区町村などが定めたルールで入園できるかどうかが決定されます。基本的には保護者が忙しく、保育園に入れざるを得ないと判断される方から入園が認められるのです。

評価の方法は市区町村によって異なりますが、仕事内容や働き方を点数化する方法が一般的です。点数が多ければ多いほど忙しいと判断され、保育園への入園が認められ易くなります

この時に注意してもらいたいのは、フリーランスは評価点数が低くなりやすいことです。会社員とフリーランスでは会社員の方が高い点数がつきやすく、忙しいと判断されやすい仕組みです。フリーランスは自宅で仕事ができることから低い点数が付けられてしまいます。

実際に忙しく保育園を検討しているにも関わらず、政治の仕組みから待機児童になる可能性があります。保育園の利用を考えているならば、待機児童になってしまう可能性を頭に入れておきましょう。

保育園と幼稚園どちらにするか

どこかに預けたいと考えているならば、保育園と幼稚園のどちらがよいのか考えておきましょう。保育園は保育が中心であり幼稚園は教育が中心です。お子さんがどのように過ごすかが変化するため、教育プランなどに大きく影響が出るでしょう

最初から保育園に預けたいと考えるならば、フリーランスが取れる選択肢はさまざまあります。仮に認可されている保育園に入園できなくとも、民間の施設などを利用すればお子さんを預けられるのです。

それに対して幼稚園へ預けたいと考えるならば、働き方に合った幼稚園を見つけなければなりません。例えば仕事が遅くなりやすいならば、延長に対応している幼稚園へ入園させる必要があるのです。

保育園か幼稚園かの選択は非常に重要です。ここでの選択を間違えるとお子さんの教育にも大きな影響を与えてしまうため、保護者として十分に検討しなければなりません。

保育に関わる費用は支払えるか

民間のサービスを利用すればお子さんを見てもらうことは可能でしょう。保育園が少ないと言われているものの、世の保育施設での実質的な受け入れ可能数は子どもの総数より多いです。

しかし、民間の保育サービスを利用すると、ある程度まとまったお金が必要となってしまいます。費用を捻出できるかどうかも検討が必要です。

例えばフリーランスになってすぐのタイミングは、金銭的に余裕がないかもしれません。そのような状況では、支払い費用を最小限に抑えられる認可保育所や認定こども園の利用が望ましいでしょう。これらは法律の適用を受けているため、基本的な部分は無料で利用できます。

逆に費用面では余裕があるならば、自分の働き方に適した保育サービスを選択しましょう。「仕事が終わっていないのに保育サービスが終了する」との状況が一番危険であり、その状況を回避できるサービスが一番です。

まとめ

フリーランスが利用できる保育サービスについてご説明しました。公的機関が提供しているものと民間企業が提供しているものがあります。特に費用面の違いがあるため、どちらが適しているか考えるようにしましょう。

また、近年は民間の保育サービスや企業内の託児所なども増えています。このようなものが利用できるならば、こちらを選択することで自分の働き方に合わせたサービスを受けられます。

認定保育所と認定こども園以外は、料金とサービスの質が比例する傾向にあります。お子さんのためにどれだけのお金をかけられるかは人それぞれですが、ある程度まとまった予算を見込んでおくと安心してお子さんを預けることが可能です。

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