一流エンジニアが毎日やる情報収集方法12選|できる人はこれをチェックしている!

一流エンジニアが毎日やる情報収集方法12選|できる人はこれをチェックしている!

エンジニアは常にスキルアップが必要で、情報収集に努めなければなりません。最新の情報をキャッチアップしてスキルアップしなければ、他のエンジニアと比較された際に劣ってしまいます。

情報収集の手段にはいくつもの選択肢がありますが、近年はWebを活用した情報収集が主流となっています。今回は一流エンジニアになるために、どのような方法で情報収集すればよいのかをご紹介します。

一流エンジニアが読むニュース紹介サイト5選


一流エンジニアはニュース紹介サイトで情報収集する傾向にあります。大手のニュース紹介サイトが数多くあるため、それらのWebサイトで情報を収集するようにしてみましょう。

ITmedia

ITの最新情報を取り扱っているWebサイトがITmediaです。日本国内のIT情報だけではなく、海外のIT情報もまとめて掲載されている点が魅力的です。一流のエンジニアになるためには、日本のみならず海外の情報もキャッチアップする必要があるため、このようなWebサイトにも目を通しておきましょう。

また、ITmediaは最新の情報だけではなく、いくつかのテーマに沿ってブログ形式でコラムが掲載されています。最新情報について解説している連載のコラムもあり、テーマによっては玄人向けに深く掘り下げられている点が魅力的です。

参考:IT総合情報ポータル「ITmedia」

UX MILK

UX MILKはエンジニアに限らずクリエイター全般に対して情報を発信しているWebメディアです。UXに関する情報を幅広く取り扱っていて、エンジニアなどのクリエイターに必要な情報がまとめられています。UXは今の時代、重要となる観点であるため一流エンジニアを目指して習得すべきスキルです。

WebサイトのタイトルがUX MILKであるため、「UXに特化したWebサイト」との印象を持たれがちです。しかし、実際にはUXに該当するデザインはもちろん、プログラミングやマーケティングに関する情報もまとめられています。つまり、一流エンジニアを目指すために持っておきたい情報が幅広くまとめられているWebサイトなのです。

参考:UX MILK | クリエイターのためのUXメディア

@IT

@ITは「ITエキスパートのための問題解決メディア」を自称していて、一流エンジニア向けの情報がまとめられています。IT技術者向けの内容には高難易度なものも多数含まれ、レベルの高いエンジニアに必要な情報がもりだくさんです。また、問題を提起してそれを解決する内容が多いため、困りごとをピンポイントで解決できます。

さらに、ITエンジニア向けの内容だけではなく、管理者向けの内容も充実しています。一流エンジニアになるためには、現場で働くためのスキルだけではなく、管理者として活躍するためのスキルも習得しておかなければなりません。@ITには現場のエンジニアとしても管理者としても成長できる内容がまとめられています。

参考:ITエキスパートのための問題解決メディア – @IT

GIZMODO

GIZMODOはスマートフォンなどのデジタルデバイス情報や各種ガジェットの情報をまとめているWebメディアです。最新のガジェットについて解説しているメディアの中では日本最大級であり、何かしらエンジニアとしてガジェットの情報を得たい際に活用をおすすめします。

ただ、ガジェットやテクノロジーについての記事が中心ではありますが、それら以外の情報も掲載されています。例えば、最近はライフハックに関する記事なども増えていて、エンジニアが気になるものが中心です。最新のガジェットを利用したライフハックなども紹介されているため、「ガジェットの情報を得つつ、使い方も理解する」ような情報収集もできます。

参考:ギズモード・ジャパン | 日本最大級のガジェット&テクノロジーサイト

TechCrunch

TechCrunchはIT系のスタートアップ・ベンチャー企業やWeb技術に関する情報を発信するWebメディアです。2022年5月まではTechCrunchの日本語版があり日本語で情報を収集できましたが、現在は米国版のWebメディアのみが運営されています。英語での情報発信となっている点には注意が必要です。

一流のエンジニアを目指す人の中には英語力の向上に力を入れている人も多いでしょう。そのような人はTechCrunchを閲覧してみることで自分の英語力を試せます。専門用語は含まれているものの、英語としては難しくないため、TechCrunchの内容が理解できるならば英語力に自信を持ってよいはずです。

英語力に自信がない人はTechCrunchの米国版を読み解くのに時間を要するかもしれません。ただ、一流のエンジニアとして知っておいてもらいたい情報は多々あるため、英語力を高める意味でも目を通してみましょう。

参考:TechCrunch – Startup and Technology News

一流エンジニアが読む大手企業ブログ5選


一流エンジニアはニュースなどに加えて、企業に属するエンジニアが公開するメディアでも情報収集したほうが良いでしょう。実際にその企業のエンジニアとして働いている人がメディアを更新しているため、実践的な情報を収集しやすくおすすめです。

はてなブログ開発ブログ

はてなブログが提供するお知らせブログです。基本的にははてなブログのトラブルに関する情報や新機能に関する情報が公開されています。そのため、一流のエンジニアを目指すにあたって、はてなブログ開発ブログのすべてが役に立つわけではありません。

ただ、はてなブログは定期的に新機能を公開していて、それらに関する情報がこのブログで公開されています。この新機能に関わる記事を閲覧してみると「どのような要望がありどのように変更したのか」「どのような課題を解決するために新機能をリリースしたのか」などを確認可能です。一流エンジニアとしてユーザー目線を理解するのに重要な情報が含まれます。

とはいえ、新機能のリリースは月に1回程度であるため、常に情報収集できるWebメディアではありません。障害情報などをお知らせするブログとの側面が強い点は理解しておきましょう。

参考:はてなブログ開発ブログ

Yahoo! JAPAN Tech Blog

Yahoo! JAPAN Tech Blogは元々、Yahoo! JAPANの技術などを公開するブログとして公開されました。現在でもその基本的なコンセプトは変化していませんが、視野が広がり、Webサイトの開発・運営にあたって重要となるテクノロジー全般を解説するWebサイトに変化してきています。

多くの記事はYahoo! JAPANにかかわる内容ですが、そのような記事でもエンジニアとしてのスキルアップにつながるものです。メディア系・マーケティング系・開発系などいくつものベクトルはありますが、Yahoo! JAPANがどのような方針でテクノロジーを採用したのか把握できます。

日本の中では非常に大手の企業・Webサイトであるため、Yahoo! JAPANのテクノロジーが自分にそのまま役立つとは限りません。しかし、大手が採用したテクノロジーはデファクトスタンダードになる可能性もあり、一流エンジニアとしてキャッチしておきたい内容です。

参考:Yahoo! JAPAN Tech Blog

Mercari Engineering Blog

Mercari Engineering Blogはメルカリ社がエンジニア向けに公開しているポータルサイトに含まれるエンジニアブログです。ブログだけが公開されているのではなく、テクノロジーやオープンソースなど、エンジニアが気になる情報を数多く公開しているWebサイトとなっています。

ブログ部分ではいくつかのテーマに沿って記事が公開されていて、メルカリのアーキテクチャやチームの考え方など内部の情報も一部紹介されています。また、メルカリ社には直接関係がある内容ではなくとも、人工知能に関する記事なども紹介されています。有名なライブラリを実装した例などもあるため、自分が気になるテーマとマッチすれば魅力的でしょう。

ただ、ポータルサイトにはコンテンツが多く、ブログ部分の更新頻度はやや低めです。他のコンテンツと組み合わせて情報収集することをおすすめします。

参考:メルカリエンジニアリング

DevelopersIO

DevelopersIOはAWSを主に取り扱うクラスメソッド社が提供するエンジニア向けのブログです。実際にクラスメソッド社でAWSエンジニアとして働く社員などがWebメディアを更新しているため、専門性の高い情報が多く掲載されている特徴があります。また、新機能についても短時間で記事が公開されるなど、更新頻度の多さも魅力です。

基本的にはAWSに関する内容が公開されていますが、AWS以外のクラウドやインフラについても解説されています。クラウドエンジニアやインフラエンジニアとして活躍している人ならば、Developers.IOに目を通して損はないでしょう。AWS固有のサービスでもクラウドに対する知見を高めておけば、それが一流エンジニアになることに繋がります。

参考:クラスメソッド発「やってみた」系技術メディア | DevelopersIO

Google Developers

Google DevelopersはGoogleが提供するエンジニア向けのブログです。主に社内のプロジェクト情報などが公開されていて、必要となるエンジニアの募集情報などが記載されています。一流エンジニアとして活躍するためにはトレンドを把握する必要があるため、Googleの情報は定期的に確認しておくべきでしょう。

Webサイトは日本語版と英語版があり、活発に更新されているのは英語版です。日本語版も一定の需要があるWebサイトには間違いありませんが、英語版と比較すると需要が少なくなってしまいます。活発な環境下で多くの情報がやり取り・議論されるため、英語力のある人は英語版での情報収集を心がけましょう。

参考:Google Developers

一流エンジニアが読む情報まとめサイト2選


これまでは大手企業などが運営しているメディアをご紹介しました。企業が運営しているということもあり、信頼感が高いなどのメリットがあります。ただ、そのようなサイト以外にも個人のエンジニアが自分のスキルを公開しているメディアもあるため、それらについてもご紹介します。

Qiita

日本最大級のプログラマーコミュニティサイトです。特定の企業が情報をまとめて公開しているのではなく、エンジニア個人が好きな内容の知識を記録したり公開したりできます。誰かのために書くのではなく、自分のためにメモしたものを公開することも可能です。

エンジニアがメモのように情報を保存しているため、内容の粒度には大きな差があります。非常に細かく記載した内容を公開している人もいれば、大雑把な記載だけで公開している人もいます。Qiitaの場合はどの記事も一流エンジニアに役立つとは限らないため注意する必要があります。

参照する記事によっては、一流エンジニアに近づけるためのスキルを習得できるでしょう。活躍しているエンジニアが必要な情報を公開しているケースも多々あります。しかし、素人エンジニアがまとめた内容であるため、読みにくかったり内容が分かりにくかったりするものもあります。時間に余裕がないときは避けたほうが良いかもしれません。

参考:Qiita

Zenn

Zennはエンジニアがテクノロジーについての情報をシェアするコミュニティです。運営側から情報を発信するのではなく、登録しているエンジニアが自由に情報発信できるようになっています。有名なエンジニアがZennに登録していることもあり、一流エンジニアになるために目を通したいWebサイトです。

また、Zennでは電子書籍の販売が可能となっていて、その売上状況などから人気度合いが把握できるようになっています。売上が多い人はそれだけ人気があることを意味しているため、そのような人が公開している情報を優先的に確認していくことをおすすめします。

参考:Zenn|エンジニアのための情報共有コミュニティ

まとめ

一流エンジニアがどのような方法で情報収集しているのかについてご紹介しました。現在は様々なメディアで多くの情報が公開されているため、一流エンジニアとして活躍するためにはこれらの情報をキャッチアップしなければなりません。

ただ、ご紹介したとおり情報源となるサイトは非常に多くあります。これら全てに目を通していると時間がいくらあっても足りません。時間は有限であるため、必要な情報を効率よくキャッチすることが重要です。

多くのサイトをご紹介しましたが、すべてを閲覧するべきではありません。情報過多になり整理できなくなるため、自分が必要とする情報の多いメディアに絞って閲覧しましょう。

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admin