企業が求めるエンジニア像は?元営業マンが教える企業がフリーランスエンジニアに求める力!

企業が求めるエンジニア像は?元営業マンが教える企業がフリーランスエンジニアに求める力!

近年、働き方改革などが進み、「働き方2.0」や、「リモートワーク」などの単語が話題を呼んでいますよね。そんな中で、今多くの注目を集めている働き方が「フリーランス」という働き方です。フリーランスには、「デザイナー」「ライター」「コンサルタント」などのいろいろな種類のフリーランスが存在しますが、一番認知度が高いのが「エンジニア」という職種です。エンジニアは技術職の要素が強いので、とても独立に向いている職種であると言えます。エンジニアとして仕事をしている方であれば、フリーランスの方に一度はあったことがあるかと思います。しかし、フリーランスのエンジニアとはいえど、取引をする相手先は企業。相手が求めている働きをしなくては仕事がもらえません。そこで今回は、元エンジニア転職の営業マンだった筆者が、企業が求めるエンジニア像や、フリーランスのエンジニアに求める力などを徹底解説していきます。

フリーランスのエンジニアの仕事獲得方法

本題に入る前に、皆さん、フリーランスのエンジニアがどのように仕事を獲得しているか気になったことはありませんか?フリーランスというのは、会社に属しているわけではないので、待っていれば仕事が勝手にくるなんてことは無いわけです。そこで多くのフリーエンジニアは自分から何らかの手段を使って仕事を取りにいかなくてはならないのです。フリーランスのエンジニアの仕事の取り方としては以下の三つが主に挙げられます。

・ネット
・自分から営業をかける
・人伝いの紹介

ネットで探す場合は、Lancersやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトで案件を募集している人にメッセージを送って仕事をもらうか、エージェントサイトなどに登録してお仕事をもらうかのどちらかになります。自分から営業をかける場合は、コミュニティに属したり、セミナーに行ったりしたときに、何か案件を持っている人がいないか探して、仕事を獲得します。一番多いのが友人などからの紹介で、これがフリーのエンジニアが仕事をもらう際に最も簡単かつ、良質な仕事が取れる方法です。

ここまで、上記の何らかの方法で仕事を取らなくてはならないことがわかりました。では、フリーランスエンジニアに必要な力とはどんな力があるのでしょうか。

フリーランスのエンジニアに必要な力って?

フリーランスのエンジニアに必要な力は、一般的には、

① 営業力
② 発信力

だと言われています。「技術力とかじゃないの?」と思った方も多いかと思いますが、実際には上記にあげた二つに尽きます。フリーランスとして活動するのに、技術的な力は正直そんなに必要ありません。現に、四年目や三年目からフリーランスになるエンジニアもいるのです。どんなに高い技術力を持っていても、お仕事が獲得できなければ意味がないのです。

フリーランスでいう営業力とは何かというと、人と繋がる力です。「案件ください!」と図々しく言うことだけが営業力なわけではなく、イベントや作業ソン、もくもく会などでエンジニア界隈の人と仲良くなり、コミュニケーションを取ることで自然とお仕事がもらえるようになるのです。

二つ目に挙げたのが、発信力ですが、これはエンジニアに限らずフリーランスであれば絶対に必要な力です。SNSなどで不特定多数の大勢の人に自分のことを知ってもらうことで、向こうから仕事をもらうことができるチャンスが増えるからです。エンジニアである場合、「Quita」でメモしたコードをTwitterで発信していくとか、「Stack Overflow」、「terarail」などの質問サイトで回答しまくるとか、noteで機能の実装方法を紹介するなどといったことです。

こういった力を育てていくことで、より仕事が取りやすい環境を自分自身で作っていくことが大事なんです。

企業がフリーランスに求めるもの3選!

では、逆に今度はクライアント側になる企業側がフリーランスと仕事をする際にフリーランスに求めることとは何でしょうか。みていきましょう。

①コミュニケーション力

まず、はじめにコミュニケーション力です。チームで仕事をする場合、案件の機能や実装方法などについてのクライアント側とエンジニア側の双方の認識をすり合わせながら仕事をしなくてはならないので、このコミュニケーション力はすごく大事です。特に企業が個人のフリーエンジニアに依頼するとなると、とてもこの力を重視されます。フリーで仕事をするのであれば尚更、この力は大切です。

② 理解力

続いて理解力です。企業側からすると自分が言ったことを相手がどれくらい理解してくれているか気になるところです。しっかりと意図を汲み取ってもらえないと、思っていたのと違うものが出来上がってしまったりするので、この点についても企業は重視しています。

③ マネジメント力

前述したように、エンジニアは意外とチームで仕事をすることが多いです。そのため、チームで仕事をするためには、この力は欠かません。フリーランスのエンジニアとして入るのであれば、プロジェクトごとに案件にジョインするケースも増えると思います。腕の立つ人であればPMなどの管理側を任されることもあるかもしれません。そんな時には「周りをマネジメントする力」が必要ですし、管理側でない場合もフリーランスである以上、「自分自身をマネジメントできる力」を求められます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はフリーランスエンジニアに企業が求める力についてを中心にご紹介してきました。今や、フリーランスとして活動する人はそんなに珍しい存在ではなくなってきています。フリーランスエンジニアとして仕事をしていきたいのであれば、企業に必要とされる人材であることが重要です。クライアントに求められていることをしっかりと理解して、より良い関係を築いていくことで、仕事が貰いやすい環境を作っていきましょう!


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admin