【2022年最新】プログラミング言語簡単ランキングTOP10!

【2022年最新】プログラミング言語簡単ランキングTOP10!

プログラミング言語は、種類によってその難易度が異なります。比較的簡単に理解できるものもあれば、難しく初心者では手をつけられないものもあります。

それぞれのプログラミング言語の難易度について、皆さんが自分でランキング付けするのは現実的ではないでしょう。今回は皆さんに代わり、簡単なプログラミング言語をランキング形式でご紹介します。

プログラミング言語簡単ランキング


簡単なプログラミング言語を具体的にランキング形式でご紹介していきます。

1位:Python

Pythonは、世界的に利用されているプログラミング言語です。日本では広がりを見せている途中ですが、世界的には幅広く利用されている状況にあります。

Pythonは元々、Web開発に利用するスクリプト言語として開発されました。スクリプト言語であるため内容も理解しやすく、プログラミング言語の中でも簡単だと言われています。初心者でも取り掛かりやすいプログラミング言語であると言えます。

また、プログラミング言語としては簡単であるにも関わらず、ライブラリを活用すれば様々な実装が可能です。初心者から上級者まで、幅広く利用したいプログラミング言語です。

実装例

基本的には、Webアプリケーション開発に利用されるプログラミング言語ですが、近年はAIや機械学習の実装に利用されています。むしろそちらの方が有名になっています。ただ、汎用性が高く様々な実装に利用できるプログラミング言語です。

学習難易度

プログラミング言語の中では内容が分かりやすく、学習しやすいものです。初心者でも低いハードルで習得できるプログラミング言語だと考えてよいでしょう。

しかし、Pythonを活用したいならばライブラリを学ばなければなりません。こちらについては種類が多く難しいものも含まれているため、初心者が習得するには若干ハードルが高いでしょう。

2位:Ruby

Rubyは、日本で開発されたプログラミング言語です。日本での人気が高いため、初心者なら学習しておいても良いでしょう。文法が簡単でソースコードの量も少ないため、学習のハードルは低いです。また、日本生まれのプログラミング言語のため、日本語の資料が多いことも簡単さを高めています。

実装例

Webアプリケーション全体の開発に利用できるプログラミング言語です。基本的には、Ruby on Railsと呼ばれるフレームワークを利用して開発を進めます。一部、フレームワークを利用せずにスマホアプリの開発などにも利用されます。

学習難易度

単純なプログラミング言語であるため、初心者でも分かりやすく簡単です。学習難易度は低いと考えてよいでしょう。

ただし、フレームワークを利用するには、追加でフレームワークの学習も必要です。こちらも簡単ではありますが、学習量が増えてしまいます。

3位:PHP

PHPは、サーバーサイド開発に利用される人気のプログラミング言語です。安定した求人があり、主要なCMSがPHPで開発されています。

プログラミング言語として簡単な仕組みであるため、初心者でも理解しやすい点が魅力的です。Webアプリケーション開発をしたいのであれば、まずは簡単なPHPから学習するべきでしょう。

しかし、予期せぬエラーが発生しやすいプログラミング言語で、エラー時の処理が難しいかもしれません。基本は簡単ですが、その点は理解しておくと良いでしょう。

実装例

PHPはWebアプリケーション全般の実装に利用します。サーバーサイドで利用するプログラミング言語であるため、サーバー内で処理したいことを実装します。数値計算やデータベースとの接続など、Web開発の多くを実装できます。

学習難易度

Web系のプログラミング言語で、初心者でも理解しやすくなっています。基本的な文法は単純に作られているため、学習難易度について心配する必要はないでしょう。

なお、PHPはオブジェクト指向に対応しています。オブジェクト指向については難しい考え方が含まれているため、ここまで完璧に理解しようとすると難易度が高まります。

4位:JavaScript

JavaScriptは、Webアプリケーションの開発によく利用されます。クライアントサイドのプログラミング言語で、Webページを含めブラウザで利用するものなら必ず利用すると言っても過言ではありません。

変数の定義など文法が簡単であるため、誰でもなじみやすいプログラミング言語です。ただ、簡単であるがゆえに思わぬ動作をする場合があるため、バグが起きた場合には対応完了までに時間を要する可能性があります。

実装例

クライアントサイドで動作するプログラミング言語であるため、Webサイトの動作を実装したり、Webアプリケーションの機能を実装したりします。また、最近はスマホアプリの開発にも利用できるようになっていて、Web開発の垣根を超えて利用できるプログラミング言語になってきています。

学習難易度

スクリプト言語で動作環境を用意しやすく、学習は簡単です。最低限必要な文法なども少ないため、初心者でも動かしながら学習可能です。

基本的な部分についての学習難易度は低いですが、JavaScriptには応用的な使い方が多数あります。どのようなレベルを習得したいかによって、学習難易度が変動するため注意しましょう。

関連記事:TypeScriptとJavaScript|概要・それぞれの違いについて解説!

5位:Go

Goは、Googleが開発したプログラミング言語です。Googleらしく安定性が人気で、簡単な記述で実装できるプログラミング言語となっています。

コンパイルが必要なプログラミング言語で、一般的には難易度が高いと思われがちです。ただ、スクリプト言語にも負けないような簡単な記述となっていて、実装も理解もしやすいように工夫されています。

実装例

GoはWebアプリケーション開発全般に利用されます。クライアントサイドもサーバーサイドの開発も可能で、Web系の開発全般をGoだけで完結できる仕様です。サーバーの構築もアプリケーションの開発もできるため、万能なプログラミング言語と考えておきましょう。

学習難易度

コンパイルが必要なプログラミング言語ですが、文法などは分かりやすく作られています。理解しやすい考え方で実装できるため、プログラミング初心者から上級者まで利用できるでしょう。

また、オブジェクト指向が取り入れられていないプログラミング言語です。そのぶん学習する内容が減るため、その観点からも簡単なプログラミング言語です。

6位:C#

C#は、Microsoftが開発したプログラミング言語です。オブジェクト指向でコンパイルが必要なため、どちらにも慣れていないとやや難しいかもしれません。

基本的にはWindows向けのソフトウェア開発に利用されますが、最近はそれ以外にも利用されています。基本的にはWindows向けで、それ以外にはゲームやデバイスを操作するためのプログラムに利用されていると考えてよいでしょう。

実装例

C#は、幅広いソフトウェア開発に利用できるプログラミング言語です。Windowsのアプリケーションはもちろん、Webアプリケーションやデバイスを操作するためにも利用できます。そもそもWindowsで動作するソフトウェアは非常に多いため、幅広く使える言語だと考えてよいでしょう。

学習難易度

C言語を中心に考えられているプログラミング言語で、基本は簡単であるものの詳細を理解しようとすると難しいものです。まずは簡単な範囲から、理解するようにしましょう。

また、オブジェクト指向を使いこなすには十分な理解が必要です。まずはオブジェクト指向を可能な限り使わなくて済む、簡単な範囲から理解を進めましょう。

関連記事:C言語とC++、C#、Objective-Cの違いとは

7位:Kotlin

Kotlinは、Androidアプリの開発に利用するプログラミング言語です。今まではJavaが基本的に利用されていましたが、現在はKotlinが中心です。

特定の用途に絞って開発されたプログラミング言語で、分かりやすく簡単に作られています。プログラミング言語としての需要は限られていますが、内容は簡単であるためAndroidアプリを開発したいなら習得するようにしましょう。

実装例

用途としてはAndroidアプリの開発が中心です。一部Androidアプリの開発と連携させてWebアプリケーションの開発もしますが、ほとんどAndroidアプリ用のプログラミング言語だと考えても良いでしょう。

学習難易度

Javaの考え方を含んでいるプログラミング言語で、完璧に理解しようとすると難易度はやや高めです。ただ、Javaよりも簡潔に記述できるため、そのような観点では簡単なプログラミング言語だといえます。Androidアプリの開発をしたいもののJavaが難しい人は、Kotlinにチャレンジしてみると良いでしょう。

8位:Swift

SwiftはiPhoneやiPadなどのアプリケーションを開発するためのプログラミング言語です。これまではobjective-Cが利用されていましたが、現在はSwiftが中心となっています。

プログラミング言語としては簡単ですが、開発できるものが限られています。そのため、プログラミング言語全体の需要としては、若干低くなっている点は意識しておきましょう。

実装例

iPhoneやiPadのアプリ開発を中心に利用されています。また、基本的にはアプリ開発ですが、アプリ開発に利用するサーバーの構築などにも利用されます。

学習難易度

アプリ開発に利用する開発環境が充実し、学習難易度は下がっています。プログラミング言語の難易度は若干高いですが、実装しながら理解すればスムーズに習得できるでしょう。

なお、Swiftで実装するにあたりフレームワークを利用する機会が多々あります。これらは種類が多く難解なものが含まれているため、まずはフレームワークを利用しない部分から学習しておきましょう。

9位:Java

プログラミング言語の中でも幅広く利用されているものです。世界的に利用されるプログラミング言語で、小規模なものから大規模なものまで幅広く開発されています。

基本的な文法は簡単ですが、コンパイル言語であるためその点は注意しなければなりません。どうしてもスクリプト言語よりもコンパイル言語は難易度が高くなるため、簡単とはいえどもハードルを感じてしまう可能性もあります。

実装例

非常に多くの開発に利用できるプログラミング言語です。大規模なアプリケーション開発はもちろん、Androidアプリの開発や家電の組み込みシステムなどにも利用されています。

学習難易度

プログラミング言語の中でも学習難易度は簡単と普通の中間程度です。初心者でも使いこなして欲しいプログラミング言語ですが、習得にはある程度の時間がかかるでしょう。

ただ、Javaが基本的に理解できていれば、他のプログラミング言語は多くが理解できるようになります。最初から学習するのはハードルが高いかもしれませんが、学習しておいて損はありません。

10位:Rust

C言語やC++に代わるプログラミング言語として注目されているものです。安全性や速度を重要視したプログラミング言語で、今までのプログラミング言語の課題を解決しています。

簡潔な記述で速い処理速度を誇っていて、スピードを重要視するアプリケーションの開発に利用されています。また、バグでシステムが停止しないような工夫も施されています。

実装例

アプリケーション開発全般に利用されます。パソコンで動作するアプリケーションはもちろん、サーバーで利用するアプリケーションにも利用されます。

学習難易度

基本的な文法は難しくなく簡単なものです。ただ、文法ではなく設計にルールなどが定められていて、この辺の理解は難しいかもしれません。実装するだけであれば練習次第で習得できますが、ルールにのっとって完璧に実装するためには時間を要するでしょう。

関連記事:Rustとは?どんな言語?需要と今後の将来性を解説

まとめ


プログラミング初心者などでも理解しやすい簡単なプログラミング言語をご紹介しました。世の中には非常に多くのプログラミング言語があるため、簡単なプログラミング言語を学びたいならこちらから選択すると良いでしょう。

ただ、基本的には簡単なプログラミング言語でも、部分的には難しい内容が含まれています。また、ライブラリやフレームワークを含めると簡単なプログラミング言語も難しくなる場合があります。一気に学ぼうとせず、段階的に学ぶことを心がけてください。

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admin